2010年12月31日金曜日

ルンバ

今日はおかしな電子音とけたたましい動作音で起こされました。ルンバは月曜と金曜の朝に動くようスケジュール設定しているので、そのとおりに動き出したわけです。動作音は結構うるさく縦横に動き回るので、人がいるときに動かすのにはあまり向いていませんな。それでも、もはや無いと困る感じです。

ホームベース付きのものなので、バッテリーがなくなりそうになったら勝手にホームベースに戻って充電状態になります。普段は会社に行っている間に掃除してくれるので、いつも何事もなかったかのように定位置で佇んでいます。時々定位置に居らず、コードなどを絡めて動けなくなっていたりしますが...ともかく、メンテナンスが必要とはいえ自動掃除機としてはなかなかのデキです。これでゴミを自動で捨てるまでやってくれれば、掃除ロボットとしてほとんど完成形ではないでしょうか。

あれを見ると、ラピュタに出てくる園丁ロボットが思い出されます。主がいなくなっても動き続ける限り庭を手入れし続けるロボット...ルンバはまさにあれです。私たちが突然旅行に出て長い間戻ってこなかったとしても、彼は掃除をし続けるのでしょう。自動充電なので、電力が家に供給されている限り動き続けるわけです...などと考えてしまう家電です。まさしく彼はロボットであり、家庭に入った実用ロボットとしてエポックメイキングな存在ではないでしょうか。

2010年12月24日金曜日

ブルホーンバー

sP1000915ブルホーンバーに換えてみました。理由はこんな感じ。 
  • ブレーキレバーが握りにくい。ブラケットを持ってブレーキレバーを握るとテコが効かないので結構力が要ります。ブラケットの後ろを持っているとブレーキレバーが遠くなって握るまでに一瞬間があります。
  • 下ハンをほとんど使わない。遠い上に前傾がきつくなって常用はしませんでした...というか、ほとんど使ってません。下ハン持ってブレーキを握るのはよほど長い下り坂ぐらい(ブラケットを持っていると力いっぱいブレーキを握れないので)でした。
  • 街乗りが増えた。街中ではやはりブレーキをかけやすいほうがありがたいと思います。近所が淀川だった枚方と違い、街中を走ることが多くなりました。大和川沿いがもっと整備されていればいいのですが...

sP1000911興味はありながら割と面倒そうなので躊躇したままだったのですが、きっかけができました。BB下のディレーラーガイドが割れてしまい、交換に加えてシフトワイヤーを張りなおす必要があります。ついでに見てみるとブレーキワイヤーも錆が出ていたので、ワイヤーをアウター・インナーとも全換えすることにしました。

どうせワイヤーを全部取り外すなら、懸念のブレーキ周りをどうにかしたいところです。最初はエクステンションレバーなど考えたのですが、どうも中途半端なイメージです。ブレーキレバーが欲しいのはハンドルの水平部分ではなくて垂直部分なんですよね...となると、下ハンを使っていない私にブルホーンバーは理想的です。シフトワイヤー交換→ブレーキワイヤーも交換→バーテープを外す必要がある(と思っていたら必須ではなかったっぽい)→ついでにハンドルバーの交換...という謎の屁理屈を組み上げてにブルホーン化に踏み切ることにしました。ワイヤー一式とブルホーンバーをタキザワで購入です。

いろいろブルホーン化のブログを見たところ、皆さん頭を悩ませるのはブレーキワイヤーの取り回しのようです。どうやら、多くの先人たちはハンドルバーに穴を開けてハンドル内にワイヤーを通しているようです。で、どうしようかと思ったのですが結局ママチャリよろしく宙を飛ばしました。どうせシフトワイヤーは出ているわけなので、2本が4本になっても大して気にならない気がします。後でやり直しも聞きます。

なお、ハンドルバーに巻き込むとハンドルがかなり太くなります。最初は巻き込もうとしたんですが、ワイヤーの曲げに無理があるのとハンドルバーに溝がないのと、そもそも技術がないのとでかなり不細工になりました。結局やり直し。といってハンドルに穴を開ける気にはまだなれませんでした。ドリルを持っていないし、それだけのために買うのも微妙、うまくいくとも限りませんのでリスク高い気がしました。開けた穴は戻せませんし。

と方針が決まれば、後は大して悩むことはありませんでした。ロードだからなのかパーツのグレードによるのか知りませんが、ブレーキ調整やディレーラー調整は随分やりやすいですな。ワイヤー交換に対するハードルはかなり下がりました。まあ、作業については先人たちのブログが詳しいと思いますので取り立てて書くこともないですね。

先人たちの中にはブルホーン化してステムを短くした方が何名かいるようなので、どれぐらい変わるのかと思って突き出しの感じを撮っておきました。ハンドルバーですが、NITTOのMod-184 STI 80からRB-018に換えました。同じメーカーでどちらもショートリーチな感じです。突き出し量は、STIレバーを考慮すればブルホーン化で少し短くなったように思います。ちょうどSTIレバーの角の部分だけ短い感じ。ステムを短くする必要はなさそうです。結局ハンドルによると言うことでしょうか。ちなみに、ブルホーンバー先端の曲がっている部分はSTIレバーと同じような角度で、ブラケットポジションのような持ち方もできるようになっているようです。STIレバーの角よりはバーのほうがスリムなので、より握りやすいと思います。ただ、ここを握っているとブレーキレバーは握り難くなります。そこより少し後ろを持ったときにブレーキレバーはとても握りやすくなりますので、街乗りには威力を発揮しそうで期待大です。

sP1000907
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2010年10月16日土曜日

ぽすれんとDISCASを使ってみた

少し(と言っても数年)前にNHKでやっていた「星新一ショートショート」が好きだったので、ちょっとDVDでも借りようかと近所のTSUTAYAやGEOを探してみたのですが、どうやら置いていない模様でした。よほどマイナーなんでしょうか。無いとなると余計に観たくなり、オンラインレンタルを探してみると、大抵取り揃えているようです。ほとんどのところで1ヶ月(8枚)無料お試しをやっているようなので、いまさらながらぽすれんとDISCASを試してみました。

ぽすれんはライブドアからGEOに譲渡されて、今はGEOが運営しているはず(送られてきた封筒はGEOとなってました)ですが、GEOのオンラインレンタルも別に会員受付してますな。そのうちどちらかが吸収されるんでしょうか。DISCASは言わずと知れたTSUTAYAですね。ともかく、印象はこんな感じです。

  • レスポンスはどちらも良いと思います。配送センターが大阪にあるためでしょうかね。ほとんどの場合、発送完了になった翌日には届き、ポストに返却して翌日には返却完了してました。
  • 品数や在庫数はDISCASに比べるとぽすれんは少なめなような。件の星新一 ショートショート(Vol. 01)などは、ぽすれんの在庫数1(ホントかな)に対してDISCASは20でした。いくらマイナーとはいえ1本はどうなの?1店舗じゃなく西日本なのか全国なのか、そんな単位で1本?と思ったのですが、そんなに待ち行列がついているわけでもないようで、結構あっさり借りれました。
  • システムはDISCASよりもぽすれんのほうがわかりやすいように思いました。ぽすれんは基本的に早い者勝ち、DISCASは1日2回優先度リスト順に割り当てられる感じ。シリーズを順番どおり送って欲しい場合は後者のほうがいいんでしょうか。
  • 2枚組みを借りる場合、ぽすれんは1枚ずつ借りなければなりませんがDISCASは2枚セット(2枚扱い)で借りれます。DISCASのほうが親切でしょうね。ただ、4枚組みの場合は2枚ずつに分けられてました。
  • ぽすれんは旧作100円キャンペーン中(無期限?たまに80円キャンペーンになったりする模様)なので、従量制のスポットレンタルでも割高感がありません。ある程度まとめて借りれば店舗で借りるのと比較しても割高感が余りありません。ただ、新作を借りるならDISCASのほうが安くなると思います。

まあ、どっちかに絞る必要も無い(月8枚のコースにするなら悩むところですが、スポット利用のみならどっちでもいい)ので両方登録しとけばいいですね。店舗の検索性の悪さはないし料金もそんなに高くない...サービス開始のころは月何枚で月額いくらの料金しかなかったと思うのですが、DMMや楽天レンタルなどライバルも多いせいなのか、いつの間にかずいぶん使いやすいサービスになっていました。

2010年10月3日日曜日

バックアップを考える

写真や音楽、動画などはNASに保存しているのですが、最近、このNAS自体のバックアップはどうしようかと考えています。今使っているNASは安物故に1ドライブで、これが物理的に壊れたら全データが失われます。CDからリッピングしたような音楽データは、消えてもまた頑張ってあつめればいいのですが、写真は消えるとちょっとショックですかね(たいして見返す訳では無いにせよ)。

ハードディスクは所詮消耗品なので、いつか、それも割と短いスパンで壊れることが想定されます。NASのように24時間稼働しているような場合はなおさらです。会社で動かしているサーバーは、確かSCSIのハードディスク4台でRAID5を構成(1台はスペア)していましたが、ほぼ年中無休稼働して6年で2台が壊れました。壊れる時は突然死なので、予兆を感じて買い替えるのは難しそうです。サーバーのほうはRAID5が生きてリビルドで復旧したのですが、家庭用ではまあデータさえ残ればいいのでRAIDはこだわる必要なく、データさえ多重化されていればいいかなと思います。

ついでに言えば、今のNASにも多少の不満と言うか次機種への要求仕様が出てきています。

  1. ハードディスクは前面から交換可能
  2. 小型で静音
  3. データの二重化が容易
  4. Windows Live Syncへの対応
  5. Apple ロスレスフォーマットのDLNA配信時のトランスコード

などです。ありえないのかと思っていたら、Windows Home Server (WHS) 搭載のNASならこれらの条件をかなり満たすような気になってきました。データの二重化Windows Live Sync対応Appleロスレスフォーマットの配信あたりはどうにかなりそうです。 ハードにしても、HPのEX490X510AcerのH342あたりなら条件を満たしそうです。中でもEX490は話題になるだけのことはあってとても良さげです。どうせ買うならCPUがデュアルコアのX510ですが、HDDが1TBを2つというのは若干中途半端ですな。一つ目が1TBなのは仕方ないですが、2台目は安くなった2TBなら良かったのですが。せっかくRAIDのように同じHDDをそろえる必要が無いのに。EX490に比べて割高なのも気になりますが、といって、EX490を買ってCPU換装するのも手間ばかりかかって無駄な気がします。やはり今買うなら手間に金を払ってX510ですな。EX495が理想的なので日本でも出ればいいのですが。

次期バージョンのVailがそろそろ出るようなのでなかなか悩ましいところですが、WHSもリリースされてから実際にEX490のようなNASが出るまで結構かかったのでVailが出てもしばらくはNASとしては出ないような気がします。とりあえず年末ぐらいまでは様子見して、年末決めるかな。

2010年9月21日火曜日

痛風

風が吹いても痛いんだとか。なるほど、じっとしていても痛いです。

今日宣告されたわけですが、なんとも痛くて歩くことができません。それでも片足が痛いだけなので、身動きが取れないぎっくり腰よりは多少マシな症状でしょうか。ただ、こちらは内臓にも影響があるようなのでむしろ性質が悪い…。血液検査で尿酸値が高いことが判断材料になるんだそうな。これまでそんなことは指摘されたこと無かったんですがね。とにかく今は炎症が治まるのを待って、その後尿酸値を下げていくんだとか。なんだか時間かかる…。

右足踵(アキレス腱のつけ根付近)に違和感を覚えたのが金曜日、多少痛みがあるぐらいで普通に歩けたのですが、土曜日に痛みがひどくなり、土曜の午後には右足をついて歩けなくなりました。三連休を棒に振ってじっとしていたのですが、痛みのピークは月曜の晩、右足全体が腫れてズキズキきます。火曜になって右足の腫れはだいぶ引いたのですが、歩くのは全くダメです。

この間、3回病院に行きました。1回目は土曜の午前、新金岡の総合病院が午前中開いていたので整形外科へ(このときはかろうじて歩ける状態)。レントゲンを撮って特に異常が無いとなると「最近靴を替えたか」「急に運動した?」「急に太った?」だの聞いてくるだけ。そんなことに心当たりあるなら最初に言うから。いっそ「何もわかりません」とはっきり言えと。とにかく、一つ覚えの痛み止めと湿布(外科はこれ、皮膚科はステロイド、内科はパラセタモールのような解熱鎮痛剤ですかね)をもらって帰宅です…。2回目は月曜日、湿布ぐらいでは症状がどんどん悪くなるのでコレはマズイかと思い、#7119に祝日開いてる病院を聞いて、初芝のほうにある総合病院へ。ここで最初に対応してくれた看護師の方が「痛風かも知れんね。部位的にも。」のようなことを言ってくれて、ようやく病名らしきものが出てきました。とはいえ、この日もレントゲン撮影と採血をして特に結論は出ず、救急の先生曰く「明日また来て」とのこと。この晩、足が腫れて猛烈に痛んできたので、私の中では痛風で結論になりかけてきたのですが、とりあえず翌日もう一度病院へ。3回目に再度採血してようやく痛風認定。どうやら昨日は尿酸値を調べていなかったらしい…何故?ともあれ、何もわからない状態からは一歩前進です。尿酸値は8.5ml/dLらしく結構高めの値だとか。それにしても、医者よりも看護師の診たてがいいってのはなんとも複雑です。

で、まあ歩けない状態。登山用のステッキを買ってきてもらって、杖つきながら片足で移動しているわけですが、これはこれで別の箇所を傷めそう…いずれにしてもジッとしてるしかなさそうです。

2010年9月18日土曜日

食費

気付いたら郵便受けに入っている「リビングどこそこ」や新聞の集金時にもらえる「読売ライフ」のような冊子には、結構な割合で家計診断コーナーがあります。他家の家計は興味あるわけで見てしまうのですが、時々驚くのは食費です。家族で月に2万円というのを割とよく見かけます。「ホントかいな」というのが正直なところです

2万円ということは、月30日として1日あたり700円弱、1食230円ぐらいに収めなければなりません。一人ならともかく家族でというのは...米代は入っているのか?とか肉は食ってるのか?とか色々考えてしまいます。ちょっと果物を買ったりお菓子を買っただけでも実現不可な感じです。畑でも持っているのでしょうか。外食など以ての外でしょう。まあ、我が家でそんな生活は不可能ですな。

斯く言う我が家は共働きで二人共帰りは遅めなので、いきおい外食が多くなります。ハナから食費で節約は 考えていないのですが、それでもあまりの違いに複雑です...と思っていたら、世帯平均は7万円ぐらいなんだとか。ふむふむ、平均世帯人員3.43人とはいえ、やっぱりそれぐらいするよね。

ちなみに我が家の食費は総額で月7万円ぐらいです。たいして贅沢してる訳でもないつもりなのでやっぱり使い過ぎか?まずは会社で毎日一箱以上食べているFit'sを節約すべきか。会社の昼食代も二人分が月1万円近いけど、弁当作る時間があるなら、朝のその時間を買ったほうがいいかな…で、当面問題ないかなという結論に。

2010年8月24日火曜日

ブルーレイレコーダー

先日、今さらながらDVDレコーダーを買い換えました。パナソニックのDMR-BWT1000です。別に3D対応には興味無かったのでDMR-BW780でもよかったのですが、kakaku.comでは値段差がほとんど無くなっていたので上位を購入です。

使いこなす程は使ってはいないのですが、とにかく便利に思うのは自動CM早送りです。これまでは30秒送るボタンを使っていたところに最近の機種は10秒戻るボタンがついたと聞いて「そりゃちょっと便利かな」と思って期待していたのですが、CM部分には勝手にインデックスが付いてスキップできてしまうので、戻るも進むも全く使わないボタンになっています。インデックス付けができない番組もあるはずですが、今のところそういう番組は録画していません。

それにしても、地デジ移行でビデオやDVDレコーダーの一部が使えなくなることはどれぐらい認知されているのか、他人事ながら心配になります。個人的には当たり前な事実だったのですが、古いレコーダーを実家に持っていったところ、実家のほうでは全く気にも留めていませんでした。テレビが見れなくなるぐらいにしか思っていない家庭は多いんじゃないですかね。

それはそうと、書いてるそばから旧型になってしまいました。個人的に魅力に思える変更点はあまりなさげなので、そろそろ機能面はサチってきたのですかね。

2010年7月12日月曜日

ゲゲゲ

視聴率が20%を超えたような記事が出ていました。斯く言う私も帰国してから見ているのですが、割と面白く見ています。朝ドラなど見る習慣はなかったのが、結婚してからつられて見ている訳ですが、「だんだん」はどうにか見たものの「つばさ」は意味不明で挫折、「ウェルかめ」ももう一つ…終盤はイギリスに行ったので見ていないのですが、別に見なくていいかという具合。これらと比べるとゲゲゲの女房は次回が楽しみだったりします。まあ、どんなに貧乏に描かれても、水木しげるが成功して大物になることがわかっている安心感があるのかもしれませんな。

もともと水木漫画は好きで鬼太郎夜話は大昔に読んだことがあるのですが、ちょっと不気味で不可解な内容だった印象が残っています。人目を忍んで人間界で生きる妖怪鬼太郎の話だったような…まあ、ヒーローものでないことは間違いないです。この鬼太郎夜話は、ドラマでは結構初期にかかれたことになっているので、私が読んだのは復刻なのか再販されたのかちょっとわかりません。それだけ昔からやっていて、今でも現役?な漫画家というのはなかなか稀有な存在ではないでしょうか。漫画以外にも浮世絵つながりで、妖怪道五十三次はなかなか必見です。これの現物をアダチ版画で買えるのですが、高くてとても手が出ません。広重版と同じぐらいなら買ってみたい気もしますが…

ドラマのほうは成功への転機を迎えるところのようです。久しぶりに最後まで見る朝ドラになりそうな感じです。

2010年5月3日月曜日

成田での乗り継ぎ

帰国しました。例によっておかしな時間に目が覚めたので、成田での乗り継ぎについて少し。

成田からは関西空港に乗り継ぎます。成田→関空が少し勝手が異なり国際線扱いです。したがって、入国手続きは関空で行います(成田→伊丹は国内線扱いなので成田で入国)。今回、これを間違って入国手続きをしてしまい、成田で入国してしまいました

あれっ、これはまずいなと思いながらJALのカウンターにどうすればいいか聞いてみると、結構間違える人も多いのかちゃんとマニュアル化されていました。まあ、結局一度税関検査を通って日本に入り、もう一度出国手続きをする必要がありますが、チェックインカウンターで「国内区間搭乗票」というのをもらいます。出国審査でこれをパスポートと一緒に渡すと、パスポートには出国のスタンプが押されませんでした。帰国のスタンプは成田で押されているので、関空入国時にもスタンプは押されません。なお、税関検査は成田と関空の両方で行いますので申告書は2部必要になります。

今回は成田着が定刻より早かったのであまり問題なかったのですが、時間がなかったらえらいことでした。とはいえ、時間がなかった前回は急がされて係りの人についていくままに行ったので迷う場面もなかったのですが。

2010年4月23日金曜日

UKキーボード

今回、荷物になることを承知で持ってきたものの一つがキーボードです。HHKなのでそれほど大きいわけではありませんが、まあ無駄と言われれば言葉もありません。が、持ってこずにはいられなかったのは、前回、借りたPCに付いていたUK配列のキーボードに我慢なら無かったからです。

UKキーボードもともと英語キーボード使いなので英語圏のPCは問題ないつもりでしたが、大きな間違いでした。私の知っている英語キーボードはUSキーボードと言ったほうが正しかったわけです。右がUKキーボードです。スペースバーは長くてよいのですが、記号の位置は若干違います。なんだかUSキーボードとJPキーボードがごっちゃになったような感じ。ポンド記号があったりします。

シフトキーとりわけ我慢ならなかったのは、左下の左SHIFTキーの部分です。US版やJP版の半分ほどの長さに削られ、そこに、バックスラッシュが押し込まれています。これはいただけません。私はシフトキーを左手小指で抑えるのですが、毎回このバックスラッシュを押してしまいます。最初、パスワード入力で弾かれて困惑しました。大文字を入力しようとしてシフトキーを押したつもりが押せていなかったのです。このシフトキーを頑張って左手小指で押していると、夕方には攣りそうになってきます。私の指が短いのも確かなのですが、それにしてもあんまりかと。イギリス人は右手でシフトキーを押すのだろうか…(右シフトは無駄に長い)。ついでに言えば、このバックスラッシュの位置も困惑です。US版やJP版の右上に対して真逆の左下とは何故?まあどっちが先にできたのかはわかりませんが…

とにかく、このUKキーボードに慣れてはいかんと思い、今回はキーボードを持参しました。HHKの小ささが強烈にありがたい…

2010年4月20日火曜日

E5830用バッテリー

MiFi購入後は、外出時はこれとiPod touchを持ち歩き、アパート内ではほとんどACアダプタにつなぎっぱなしで使っています。そうしていると、どうも神経質なのかバッテリーのへたりを心配してしまいます。AC電源使用中は充電されないようにバッテリーを抜きたいところですが、バッテリーが刺さってないと動作しないみたいです。で、予備バッテリーがあるのか調べていました。

少なくとも、Pocket Wi-Fi用のものが使えると思っていたのですが、いや、もちろん使えるようなのですが、これが結構高いようでイーモバイルやソフトバンクから買うと4千円ぐらいします。バッテリー一個に4千円はなぁ…本体一式でも7千円ぐらいなんだけど…と思いながら 英国eBay を探してみると、いくつか売られています。送料込みでも1,500~2,000円ぐらいと半値以下のようなので一個買って見ました。UK受け取りにしましたが、発送元は香港だったので、別に日本に送ってもらっても値段は同じっぽい。エアメールはものすごい安い値段で世界中に届くようで驚きます。

届いた品物は、まあバッテリー HB4F1 です。純正品と見た目に違いはありません。HUAWEI自体は中国の会社だし、香港でもE5830は売られているようなので特に問題ないだろうと勝手に思っています。

あまり関係ありませんが、配送はご丁寧にもSignature Requiredだったらしく、不在票が入っていました。大体日本と同じシステムらしく、再配達を申し込むか、配達局に取りに行くか選べるようです。「取りに来るなら配達から24時間以降に」のような注意書きも日本と変わらない気がします。土曜日も午前中は窓口が開いているようなので受け取りに行ってきました。身分証が必要らしいのでパスポートを持っていくとそれだけでOKでした。タッチパッドのような端末にサインして受け取り終了。あまりいい評判聞かないRoyal Mailですが、なんら問題ない感じです。

2010年4月19日月曜日

ポンドに両替

とりあえず、これまで見かけたレート表を並べてみました。為替レートは変動するので金額の比較にあまり意味はありませんが、売り買いの差は見ておいたほうがいいかなと思います。1枚目は成田空港です。売り148.83、買い124.83なので差は24円(TTMに対して±12円になるんですかね)になります。2枚目はヒースロー空港、差はどうやら28.1円(±14.05円)です。3枚目はロンドンの街中、ピカデリー周辺にあった両替所で、差は10.3円(±5.15円)。……空港は手数料高いですね。街中のほうが手数料はよさそうです。

成田 ヒースロー ピカデリー付近

ちなみに、日本の銀行で両替する場合は±11円か12円、大黒屋で±10円だったうように思います。空港よりはわずかにマシですが、ポンドは1日で1円2円簡単に動くので為替レートの変動に埋もれるぐらいの差でしょうか。いずれにせよ、無理に空港で両替する必要はないような気がします。

私の場合、今回は前の残り以外のポンドは用意しませんでした。現金の入手にはキャッシングを利用しています。クレジットカードを持っていれば、街に出ればいくらでもCD機がある(現地の人も使う)ので、そこでキャッシングが可能です。キャッシングは高いように思えますが、銀行の両替手数料と比較すると全然リーズナブルです。基本的にクレジットカードを使う前提で何枚かカードを用意しておけば、後は空港から街に出る手段さえあればよいと思っています。とはいえ、多少の現金はあったほうが安心なのも確かなので、用意するなら数十ポンドで十分でしょうか。トラベラーズチェックは…面倒に思えるので使ったこと無いです。スーパーで使えるとも思えないしスーパー行くために銀行行くのも馬鹿らしい…トラベラーズチェックが使えるところならクレジットカードは使えるでしょうし。

両替手数料だけを考えれば、FX業者を利用した受け渡し取引(手数料は1ポンドあたり1円以下になるはず)を使う方法もありますが、個人的にはどうかと思います。両替額が大きくなること、外貨口座が必要なこと、外貨のまま引き出す方法が良くわからんことなどが主な理由です。シティバンクの口座にポンドで出金して、シティバンクのトラベラーズチェックで引き出すと言うのができそうな気がしますが…ちょっと旅行や出張で行くだけなら、いろんな手間を考えればクレジットカードを選んでしまいますね。

2010年4月17日土曜日

ヒースロー閉鎖中?

今知りました。火山の噴火なんて遠い国のことかと思っていたらここが遠い国ですな。JALのロンドン→成田も欠航が決まっているので今日、または明日帰国だったら帰れなかったわけです。

じゃあ、実際に搭乗便が欠航になったらどうなるんだろうと言うのは時々考えてしまいます。航空会社都合なら泊まるとことか手配してくれるのかな。一応4/16~4/23発の航空券については、4/30までの発便に手数料なしで変更可能となっているようです。とはいえ、泊まるところがないわけで。

まあ、帰国は2週間後なので大丈夫と思うのですが…

2010年4月15日木曜日

桜?

今年は桜を見ない年になるのか…などと思っていたのですが、やっぱりこれ、桜よね?何種類かあるような気がするんですが、詳しくないのでわかりません。桜並木のような場所はお目にかかったことはなく、たいていポツンと小振りな木が一本です。誰も気には留めていないわけですけど、日本人としてはなんとなくオッと振り返りますな。そろそろ散っているものも結構あります。私の滞在は数ヶ月と短めなのでそうでもないですけど、長く居るとノスタルジーを感じるものの筆頭なんじゃないですかね。

桜?その1桜?その2桜?その3

2010年4月14日水曜日

イースターエッグ

イースター期間にスーパーで売っていたリアルイースターエッグ。ちょっと食べる気にはなれないが、まあ物珍しいので買ってみた。クリスチャンでない身にはよくわからない習慣だ。


ところで、初めてiPod touchからポストしてみたが、レイアウトや書式はどうなるのだろうか?

2010年4月13日火曜日

Eye-Fi Pro

話題になって久しいと思いますが、いまさらながら使い始めました。デジカメとPCを物理的にケーブル接続しなくて良いと言うのはやっぱり便利です。購入したのはEye-Fi Proで、4GB SDHC、ジオタグ対応、RAWファイル対応、アドホックモード対応のものです(Pro X2というのも今春発売らしいのですが、もう出たのかな)。

なかでもジオタグ対応と言うのはなかなか面白いです。GPSを受信しているわけではないのでそれほど正確な位置が記録されるわけではないのですが、それっぽい位置が記録されます。picasaなど、ジオタグ対応のソフトで見ると地図とあわせて見ることができます。フォト蔵に何枚かあげてみました。地図表示で見れます。

最初、自分が接続できるアクセスポイントが近くにないとダメ(MiFiみたいなのが必須)なのかと思っていましたが、そんなことはないようです。別にMiFiを使っていなくてもジオタグは記録されているようです。どうやら、

  • アクセスポイントが近くにあればよい。接続できるかどうかは関係ない。Eye-Fiカードは一分おきにアクセスポイントをスキャンし、記録している。
  • 写真はEye-Fiサーバーを介してアップロード(デジカメ → Eye-Fiサーバー → PC)する必要がある。サーバー側で、写真と一緒に送られてきたアクセスポイント情報からジオタグを付ける。
  • Skyhookという会社が行っているアクセスポイントの位置情報マッピングを利用している。
  • Skyhookのカバレッジを見ると、イギリスは大部分カバーされている。日本は東京・大阪・愛知ぐらい。なので、イギリスで使う分にはかなり位置情報が取れるけど、日本では都市部で使ったときしかタグ付けされない。カバーされていない地域の人がこちらでsubmitすればカバレッジが増えるのか?

といった仕組みの模様。こちらにいる間しか恩恵はないのかもしれません。でもそうすると日本でPro X2が売られたらジオタグが付かないと言い出す人が続出するような。と思えばそんなはずはないのか?ちょっとわかりません。

また、Eye-Fiサーバーを介したときだけジオタグが付くと言うことは、アドホックで直接転送する場合はジオタグが付かないってことですな(たぶん)。だとすると微妙に中途半端ですがMiFiがあるので当面はアドホックモードは不要です。じゃあProでなくても良かったんじゃ…と思わないではありませんが、こういうのは買ってみてわかることなので…

2010年4月12日月曜日

ロンドンへ

広場ルーブルを出て、公園を道なりに抜けていきます。遠くに見える尖塔のところがコンコルド広場、さらにその向こうに凱旋門があるはずです。すでに18時過ぎですが、ユーロスターは最終21:13発なのでもう少し時間はありそうです。

 コンコルド広場しばらく歩くとコンコルド広場にたどり着きました。ロータリーの真ん中のようなところでしょうか。遠くに凱旋門が見えます。ここから凱旋門までの通りがシャンゼリゼ通りなんだそうな。道幅は広いのですが人も多い通りです。ルイヴィトンのでかい店があったりしますが…でもまあ、ロンドンのピカデリーサーカス辺りを歩いててもそうですけどあまりこの辺りの店に縁はないですな。時間もないのでスルーです。

凱旋門延々歩いて凱旋門へ。見えているのになかなか近づきませんでしたが、ようやく到着です。こちらもロータリーの真ん中の広場にドンとあるような感じです。どうやって近づくのかと思ったら地下道を通るんですな。真下に出れます。中にも入れるようですがそれはパス、そのまま地下鉄の入り口を探してエッフェル塔に向かいます。そろそろ時間もないのですが、地下鉄の場所がわかりにくい…しばらく探してようやく乗れました。

エッフェル塔 エッフェル塔はもう乗り換えのついでにちょっと遠くから見るだけでした。Line 6のBir-Hakeim Tour EiffelからC線のChamp de Mars Tour Eiffelへ。この移動の際に写真だけ撮って終わりです。Gare du Nordに向かいます。来たときの逆で、C線からB線に乗り換えてGare du Nordにたどり着くはずです。この駅発が19:45を回っていたと思います。チェックインの締め切りが20:43なので結構ぎりぎりです。

ところがここで痛恨のミス、ホームを間違えていたらしく逆方向に乗っていました。後何駅か確認しようと路線図を見ていたら着いた駅が違うので軽いパニック、すぐに飛び降ります。時間は相当ヤバイのでタクシーも考えるのですが、タクシーを捕まえることができるとも思えない上にそもそも言葉が違うので結構リスク高です。どうにもならんので逆のホームで待ちます。程なくして電車が来ました。これは間違いなくオルセー方面に行きます。

C線を降りてダッシュでB線のホームへ。確か20:25発に乗ったと思います。5分で着いたとしても20:30、最下フロアの地下鉄のホームから最上のユーロスターの乗り場まで何分かかるかわかりませんが、とにかく危険。乗り遅れたら今度は宿を探さなければなりませんが、とても見つかるとは思えません。駅で朝まで時間つぶせるだろうか…などと考えながらGare du Nordに到着しました。20:30です。

電車を降りると階段を走って駆け上がります。場所は良くわかりませんが、とにかく上であることは間違いありません。でかい駅なので何フロアか上がってユーロスターの窓口を探します。とにかく走って、ユーロスターが停車しているフロアに来ました。が、どこでチェックインするのかわかりません。とりあえず窓口に行って見ましたが、前の乗客の処理に時間がかかっています。すでに20:35を過ぎており、終わるのを待つのは危険な気がしてきます。んーっと考えた挙句、列を離れて警備の人にユーロスターのチェックイン場所を英語で尋ねます。どうやら通じたらしく、「Upstairs!」と言って指差す方向にエスカレータか階段か、とにかく上への通路がありました。まだ上があったのは気付いてませんでした。危ういところですがとにかく駆け出して上に上がると、ロンドンでも見たようなチェックインの自動改札がありました。少し列がありますが、ここは乗車券を通すだけのはずです。20:40になるかならないかぐらいで通過できました。

とにかく一安心でどっと汗が出てきましたが、まだ出入国審査が残っています。最初にPassport Contorolです。パスポートを渡すと何かチェックされて、「ドモアリガトゴザイマス」と片言の日本語で言われました。Thank youとか言いながら「あれ、これでOK?」と思っているとそんなはずはなく、次に出ましたUK Borderです。どうやら先に入国カードの記入が必要なようです。フランス入国のときは何もなかったのに…まあ、チェックインは終わっているので、カードを書いて列に並びます。

とにかくこの入国審査は厳しかったです。なんだか不審者を見るように質問されます。目的、期間に始まって、帰りの航空券、宿の確保証明、訪問先、何をするのか、なぜ7週間なのか等々、日本からイギリスに入国するときに用意していた書類は一応用意していたのですが、ほとんど見せました。最後に、日本を出国した日を訪ねられ3/15と答えると、パスポートの出国日とチェックされてOKとなりました。これ、言い間違ってたらNGにされたんじゃなかろうか…まあとにかく通過です。後で考えると、このとき私は汗だくだったので不審に思われたのかもしれません。手荷物検査を終えて待合所に着くと乗車が始まっていましたが、もう安心です。乗りさえすればイギリスに戻れます。

帰りの席はDUOという二人がけの席でしたが隣は空きだったらしくゆったりでした。食事は朝よりも少しちゃんとしたもので、なかなかおいしい。どうせ乗るなら1等ですな。チョコレートケーキのようなデザートが出たのですが、イギリスで食べたデザートよりはかなりおいしいです。というか、こちらのデザートでおいしかったものはあまり印象にないのですが…まあ久しぶりにケーキを食べた気になりました。

ともあれ、イギリスに戻れました。ユーロスターに乗った後はもうチェックありません。ロンドンの地下鉄に乗るわけですが、こちらの地下鉄は相当な安心感があります。ホームも間違えようがなく、ホームも車内も明るい(フランスのはちょっと薄暗い感じ)。日付が変わって少ししたぐらいにアパートに着きました。

まあ忙しい小旅行でしたけど、そうそう機会のないことなのでなかなか良かったんじゃないかと思います。それにしても、言葉の壁は想像以上に高いです。

2010年4月8日木曜日

ルーブル

セーヌ川オルセーを出てルーブルに向かいます。セーヌ川をはさんで向かいにあるはずなのでとりあえず橋を渡って対岸へ。場所は良くわかりませんが、なんとなく人が集まっていそうな方向に向かっていくと、話に聞くピラミッドが見えてきました。なかなか不思議な光景です。

ピラミッド どうやらピラミッドが入り口のようです。ピラミッド前には列ができていました。オルセー同様に手荷物検査があったのですが、オルセーほど時間はかかりませんでした。比較的すんなり中へ。

なにはともあれモナリザを見ておかなければなりません。ご丁寧にも、モナリザはこちらという案内はちゃんと出ています。まあ、この広さではこん なのがないとたどり着けそうもありませんが…とにかく、モナリザがあるというDENON翼から回ります。彫刻などはかなりとばして進みますが、部屋の天井にも絵が描かれていたりしてなかなか忙しい。ようやくイタリア絵画の部屋へ行くと宗教画が多数、わかる場面も多少あるけれどほとんどわからない。やはり聖書を読んでおいたほうが楽しめそうですね(前も同じことを書いたような…)。しばらく行くとダ・ビンチの宗教画も出てきました。いくつかテレビなどで見たような絵もあります。岩窟の聖母の2枚目というやつもここですな。そういえば英ナショナルギャラリーでは1枚目を見れていないのですが、もう戻っているのか?ともかく、モナリザもこのあたりです。

モナリザはものすごく厳重に額に入れられており、周囲には柵があるので近くで見ることはできません。ちょっと遠巻きに見ることになります。それをたくさんの人が囲んで写真をとっています。話には聞いていましたがちょっと興ざめな感じ、他の展示に時間をかけたほうがよさげです。そういえば写真は撮っていいのかな、ここ?

後は、どう回ったのか覚えていませんがドラクロワ、ナポレオンの戴冠式などをみて戻ってミロのヴィーナスをみてなどしているうちに時間切れ。なんか、DENON翼しか回ってない(しかも中途半端)。DENON, RICHELIEU, SULLYとあるので、1/3程度しか見てないってこと?ちょっと広すぎます。でもまあ、先にこっちに来たとしても全部見れるわけではなく、その上オルセーは見れなかったでしょうな。

出たころにはようやく雲が晴れてきました。ただ雨も降る不思議な天気。まだかなり明るいですが、夕方18:00を過ぎています。
虹が出た

2010年4月7日水曜日

オルセー

パリについて最初にしたことは地下鉄の切符購入です。とりあえずmobilisというのを一枚買っとけば一日MetroやRERに乗れることを事前知識として知っていたので、券売機でコレを買おうとします。最初はクレジットカードを入れたのですが何かダメとはじかれ(どうも日本のクレジットカードが使えない場面が多い…)、両替済みのユーロで買おうとしますが、この券売機、札が入りません。結局あきらめて窓口を探して並びました。フランス語でないとダメなのか?とか思い、カタカナで「ジュヴドレ アン モビリス シルヴプレ」とか言ってみる訳ですが、まあ通じている気配なし。モビリスモビリス言って紙に書いたジュブドレ…(用意していた)を見せてたら、うるさそうにおばちゃんがレジの金額を指差してくれ、どうやら買えました。カードのようなものを想像していたら切符と同じ形状のものでしたが、間違いなくzone 1-2のモビリスです。ようやく地下鉄に乗れます。

地下鉄一応プランはオルセー→ルーブルと美術館を閉館まで回って、凱旋門→エッフェル塔ぐらいを見て戻るぐらいを考えていたので、まずはオルセーへ。RERのB線でSaint Michel Notre Dameまで行って、C線に乗り換えてMusee d’Orsayに行けばいいようですが…わかりにくい。どのホームがどっち行きなのかいまいちよくわかりません。何度も路線図を確認してホームで待ちます。ちょっと暗い感じのホームでいまひとつ華やかさはありません。黒人も多くなんとなく威圧感を感じます。でもまあどうにかMusee d’Orsayで降りました。

オルセー 駅から上がるとオルセー美術館は目の前でした。が、すごい行列ができています。入場制限でもしているのか、やはりイースターだからでしょうか…とはいえ、今から先にルーブルに行っても同じ状況の可能性があるので行列の最後に並びます。曇りでたまに雨がぱらつく中を並んでいると少しずつ進むのですがどんどん後ろにも列が付いて、総数は変わらない感じ。1時間以上並んで中に入れました。行列の理由は入場制限ではなく手荷物検査を行っているためでした。入場料は8ユーロです。無料で検査もなく入り放題な英ナショナルギャラリーとはえらい違いです。面倒な入場の割りに、子供が絵をぺたぺた触って父親があわてて止めに来る様な光景を見ると、ちょっとお金かけるところを間違っているのではないかと思わないではない…まあイースターで家族ずれも多かったのでしょう。展示はやっぱり見ごたえがあって、ゴッホ・ゴーギャンから始まってルノワール・マネ・モネなど教科書に載っているような絵の現物をぐるりと見て回りました。1枚でも日本にきたら騒ぎになろうかというのに、それが何枚もあるというのはやはりすごいもので、ミーハーな私などは十分過ぎるぐらい満足です。2階もあったのですが、行列のおかげであまり時間もないしメジャーどころはなさげなので今回は省略、ルーブルに向かいました。

2010年4月6日火曜日

パリへ

当日は6:30頃のメイデンヘッド発に乗りました。ユーロスターは9:00発ですが、8:00前にSt. Pancrasに到着。30分前までにチェックインすればいいので、先に両替をしておきました。とりあえず60ユーロを確保。その後チェックイン(改札を抜けたらチェックイン完了っぽい)です。

イギリスSt. Pancrasからフランスの北駅(Gare du Nord)までの乗車時間は2時間17分です。9:00発で12:17着(時差1時間)となります。のぞみの東京⇔大阪よりは短い乗車時間ですが、新幹線に乗るように行かないのはパスポートチェックと出入国審査、手荷物チェックがある点です。チェックイン後は飛行機の国際線に近い手続きが必要です。とはいえ、出国時はとくに何も聞かれませんでした。パスポートを見せただけでハンコ(汽車の絵)を押してくれました。

待合所乗車前の待合スペースはかなり混んでいます。乗車は発車の20分前からです。日本人もちらほら見かけます。私は日帰りだったので荷物は少なかったのですが、スーツケースの人もいます。車両までは自分で持っていって預けるみたいです。

ユーロスター

Leisure Selectの車両は、1列シートと2列シートに分かれており結構ゆったりしています。行きはSoloと呼ばれる一人がけシートを取ることができました。シートもシェル風で倒すと座面がスライドするので後ろに気を使う必要はありません。まあ、食事が出るのでシートが動くとまずいというのもあるのでしょうか。

定刻通り発車し、1時間弱過ぎたころに食事が出てきました。コンチネンタルですが割とおいしい。オレンジジュースやジャムのラベルはフランス語です。食事の後は、付け焼刃でもとりあえず数字の読み方と簡単な会話のカタカタ読みを見ておきます。いまさら役に立つとも思えませんが(実際役には立ってません)、とにかく今回はガイドブックもないので…

2時間ちょっとの乗車で間に食事が出てくるので、乗車時間は長く感じません。揺れもほとんどなく快適です。知らない間に海峡のトンネルを抜けてGare du Nordに着きました。

ユーロスターを予約

こちらに来てから知ったのですが、4月の最初の週はイースターで4連休になります。ロンドンや近郊はだいぶ回ったような気がするので、4日も休みがあるとそろそろどこへ行こうか悩みます。いっそ何もしないというのも選択肢なのですが、それもどうかと思い、ぼんやりと希望だけは持っていたユーロスターでのパリ行きを決行することにしました。

とはいえ、行ってみようと思ったのがイースターの一週間前、それから日系の旅行会社をいくつかあたってみたのですがツアーはほぼ埋まっていました。一つ当てはあったのですが、ロンドン発が6:55分ととても早い時間でした。ユーロスターは30分前にチェックインが締め切られるらしいので、メイデンヘッドを5時発位の電車でもぎりぎりぐらいか、おそらく間に合わない感じです。前泊が必要でしょうか。で、結局ツアーはあきらめて公式サイトから直接予約してみることにしました。フランスのホテルを取るのはちょっと敷居が高いので日帰りです。

予約は容易でした。日程と発着駅を指定して座席を選びます。座席はStandard, Leisure select, Business Premierから選択できますが、予約した日が遅すぎなため、格安なチケットはありませんでした。Standardの値段もLeisure Selectとほとんど変わらないぐらい(時間帯によっては逆転している)だったので、往復でLeisure Selectを選びました。シートがStandardより少し良く、チェックインは30分前まででStandardと同じ扱いです。JALでいうところのプレミアムエコノミーみたいなものでしょうか。ただ、Standardとの大きな違いとして食事が出ます。日帰りで滞在時間は余りありませんので、2食付いているのはなかなかおおきい。

前日、下見を兼ねてチケットを受け取りに行ってきました。出発はSt. Pancrasですが、地下鉄ではKing’s Cross & St. Pancrasに行けばよいようです。

ロンドンについてみてわかったのは、イースター期間中は動かない路線や区間があるということです。もともとPaddingtonからKing’s CrossへはCircle Line 1本でいけるつもりだったのですが、Circle Lineはイースター期間中は全区間運休です。なかなか信じがたいですが、どうにも仕方ないので別の行き方を探します。下見で助かりました。結局Bakerloo LineとVictoria Lineを乗り継いでKing’s Crossにたどり着きました。今ではハリーポッターで有名なんですかね。まあ、National Railに乗るわけではないので9と3/4番線は見ていないのですが。

St. PancrasはKing’s Crossの隣の駅ですが、中でつながっていて歩いて10分ぐらいです。複数の路線が乗り入れているのでかなり大きな駅です。とりあえずユーロスターの出発口を探し、自動発券機にクレジットカードを入れてチケットを受け取りました。

King's Cross駅
St. Pancras駅

2010年4月2日金曜日

Bath

バースに行ってきました(ガイドブックではバスではなくバースですな)。メイデンヘッドから車で2時間弱ぐらい西に行ったところです。風呂のBathの由来になっている街なんだそうな。

とにかく、車で観光地の街中に入るのは前のカンタベリーで懲りたので避けようと思っていました。こちらではPark & Rideのシステムが定着しているようで、大きな観光地ではたいてい用意されています。BathでもPark & Ride用の駐車場がいくつか用意されていますので、目的地はこの中の一つLansdownです。

Lansdownの駐車場は結構山の上のほうにありました。ナビがなければちょっと不安になるようなところです。500台ぐらいの駐車スペースがあるそうですが、ほとんど埋まってました。Park & Rideは相当周知されてます。以前、善光寺に行ったときにPark & Rideを試したときは駐車場がガラガラで驚いたのですが、コレだけ混んでいても驚きます。たまたま少し前の車が出て行ったのでそこにとめました。

駐車場からはバスが出ています。2階建てバスで片道2ポンド、15分ぐらいで街の中心につきます。とにかく帰りもこのバスに乗らないとだめなはずなので、バス停の場所と路線番号(31番でした)を確認です。

ここで一番有名なのはRoman Bathで、なんでも1世紀にローマ人がイギリスを征服したときに作った浴場後なんだそうな。2000年近く前というのはなんとも……入場券を買うのには結構並びます。こちらではたいていの場所で日本語のオーディオガイドが無料で借りれます。まあ入場料もそれなりに高いのですが。

中は実際の浴場と発掘されたものの展示などです。温泉は出ているのでしょうけど入るところではないですな。温泉というより釣堀みたいでした。出るときに温泉水を飲むことができます。有料みたいですが、Roman Bathのチケットを見せれば無料でした。飲んでみましたが…なんと言うのか鉄分が多そうな感じでした。うまいものではありません。
温泉 ローマの香水の説明をしていた

他の場所でも思うのですが、こちらの建物は古いものをそのまま維持しているのか、新しく建てる場合も古く見せて作っているのか、ちょっとわかりませんが統一感があります。古い教会や寺院がバーンとあっても特に違和感がありません。見る分にはなかなかいいですね。住むとなるとどうかわかりませんが。
寺院街の中

2010年3月28日日曜日

夏時間

この土日から夏時間になるらしい。どうやら日曜日のAM 1:00になったら1時間とんでAM 2:00になるそうな。と言っても、もちろん自動ではないのでアパートの時計や腕時計は直さなくてはいけない。PC関係は、それぐらい自動で変更してくれるだろう。電波時計は自動なのか?たぶん自動だろうな。少なくとも、今日の睡眠時間は1時間少なくなるような気がするんだが…

2010年3月26日金曜日

MiFi

MiFiことE5830を買ってみました。日本でもイーモバイルのPocket WiFiで知られています。少し前に秋葉原で売られていたことが記事になったのを見て少し調べており、UKで3が出しているというのはわかっていました。PAYG (Pay As You Go, プリペイドですかね) で本体が約50ポンド、これに月10ポンド(1GBまで)のデータ代を買って使用するようです。2年契約のような縛りもなく、データ代も結構安いように思います。ちなみにイーモバイルの場合、スーパーライトデータプランでも購入時5,980円と月1,400円が2年かかります(15,580円+月1,000円*24もある)。これに含まれる毎月の無料データ量は約3MB分です。別にヘビーに動画を見るわけではなく、iPod touchでたまにGoogleマップを見たりメールなりTwitterなりが使えればよいだけなのですが、さすがに3MBは少なすぎです。今の為替だと同じぐらいの月額料金で月1GB使える3と比較すると、いかにイーモバイル版がSIMフリー(でもドコモやソフトバンクのネットワークでは使えないそうな)で上限有りとはいえ、あまりの違いに愕然とするわけですが……

そんなわけで、次行ったら買ってみようかという気は元々ありました。そんなときに渡されたのが幸か不幸か3のUSBモデムです。もともとWiFiより不便なのでどうにかしたかった上に、SIMカードはコレに入っているのを使えばデータ代はいらんのじゃないか?という期待も手伝って買いに行きました。

「マイファイが欲しい」みたいなことをインド系の店員に言ったら通じたようなので固有名詞なんですな。ただ、クレジットカードを渡すと怪訝な顔をされて店員同士が顔を見合わせます。どうやら機械に通すとエラーになる模様。別のカードを渡そうとすると曰く、日本のカードはだめでUK発行のカードでないといかんらしい…「ホントかいな?スキミングされた?」とか一瞬不安がよぎりましたが、一応3の代理店なのでそんなこともないだろうと現金で購入。PAYGで約50ポンドはホームページで見たとおり。SIMカードもくれましたので、これに自分でtop up (チャージかな)しろということのようです。

早速アパートでUSBモデムに入っていたSIMを入れてみると、やはり問題なく使える模様。デフォルトでは、これ1つで5台までDHCPでIPを割り当ててくれるようです。それぞれ同時に使えるところがすばらしい。まあ使い方などはE5830とかでググってもらえばよく、ともかくこれがあれば街中でもGoogleマップが見れるので迷ったとき使えますし、アパートではEye-FiでデジカメからPCへの転送もできます。こりゃなかなか便利な一品です。これがあればiPhoneでなくiPod touchで十分です。

先人たちによれば、日本で使う方法なんかもいろいろ報告されてますな。

2010年3月22日月曜日

アパート

アパートは前回と同じところにお願いしたのですが、部屋は前回とは違う建物(隣)の一室になりました。前より少し狭いものの設備はあまり変わらず、キッチン・洗濯機・バス・トイレがあり居間と寝室の2部屋構成です。
キッチン ダイニング? リビング 寝室

大きく違うのはネットワーク環境で、前回は無線LANに接続できたのですが今回はただUSBのワイヤレスモデムを渡されました。3のMobile Broadbandで、よくわかりませんがどうやら今月は後15GB程使えるようです。月15GBのプランなのか?だとすると月25ポンドと結構な値段なんですけど…まあ、追加料金ってことはないでしょう(前払いで全額払ってるし)。コレはコレで構わないのですが、iPod touchをネットワークにつなげないのが痛いところです。

そしてもう1つ気になるのがてんとう虫です。なんだか部屋の中にたくさんいます。窓枠の辺りに密集しているのを見つけたときには気持ち悪くなりましたが、とりあえず掃除機で吸引。まだブラインドや電球のかさにくっついていたり、動かなくなっているのが転がっていたりしますが、まあ気にならない数になってきました。進入路と思われる窓を閉めたので徐々にいなくなるんではないかと思うのですが…ちょっと日本では考えにくい状態です。
PCに飛んできたてんとう虫 照明の傘についたてんとう虫

2010年3月21日日曜日

入国

またイギリスにやってきました。前回のときは出発の準備のころからバタバタして緊張感がありましたが、不思議なもので今回は全く緊張感なし、よく言えばスムーズに、悪く言えばただなんとなく準備を終えて日本を出国しイギリスに入国です。

今後(ないかも知れんけど)の覚えのために大まかなタイムテーブルを残しておきます。

07:00 関空にてチェックイン(JALのチェックインは7:00から)
07:50 手荷物検査に並ぶ。あまり込んでなかった。
08:10 登場ゲートに到着(8:45発)。
10:00 たぶん予定通りに成田着。
10:30 登場ゲートのある本館へ到着。12:00発なのでしばらく時間をつぶす。
12:00 成田発。
15:10 ヒースロー着。予定より30分ぐらい早く着いた。
15:30 入国審査に並ぶ。かなり人が多い。国籍も様々。
16:00 入国審査完了。今回はえらく簡単だった。いろいろ準備(アパート借りたときのINVOICEや訪問先の名刺など)したけど全て未使用。最初窓口に行ったら、係官どおしで雑談してるし…こんなんで大丈夫か?
16:20 スーツケースを引き取って空港の出口へ。レンタカーを空港で受け渡してもらうのだが、飛行機が早く着いたためにまだ来ていない模様。待ち合わせの人でごった返していて探せていないだけかもしれないので、一応電話で確認。
16:45 レンタカー屋と合流。車を受け取る。
17:10 空港を出る。
17:45 アパート着。

日曜着でなければ、到着後にSainsbury'sで買い物が可能です。