2010年4月13日火曜日

Eye-Fi Pro

話題になって久しいと思いますが、いまさらながら使い始めました。デジカメとPCを物理的にケーブル接続しなくて良いと言うのはやっぱり便利です。購入したのはEye-Fi Proで、4GB SDHC、ジオタグ対応、RAWファイル対応、アドホックモード対応のものです(Pro X2というのも今春発売らしいのですが、もう出たのかな)。

なかでもジオタグ対応と言うのはなかなか面白いです。GPSを受信しているわけではないのでそれほど正確な位置が記録されるわけではないのですが、それっぽい位置が記録されます。picasaなど、ジオタグ対応のソフトで見ると地図とあわせて見ることができます。フォト蔵に何枚かあげてみました。地図表示で見れます。

最初、自分が接続できるアクセスポイントが近くにないとダメ(MiFiみたいなのが必須)なのかと思っていましたが、そんなことはないようです。別にMiFiを使っていなくてもジオタグは記録されているようです。どうやら、

  • アクセスポイントが近くにあればよい。接続できるかどうかは関係ない。Eye-Fiカードは一分おきにアクセスポイントをスキャンし、記録している。
  • 写真はEye-Fiサーバーを介してアップロード(デジカメ → Eye-Fiサーバー → PC)する必要がある。サーバー側で、写真と一緒に送られてきたアクセスポイント情報からジオタグを付ける。
  • Skyhookという会社が行っているアクセスポイントの位置情報マッピングを利用している。
  • Skyhookのカバレッジを見ると、イギリスは大部分カバーされている。日本は東京・大阪・愛知ぐらい。なので、イギリスで使う分にはかなり位置情報が取れるけど、日本では都市部で使ったときしかタグ付けされない。カバーされていない地域の人がこちらでsubmitすればカバレッジが増えるのか?

といった仕組みの模様。こちらにいる間しか恩恵はないのかもしれません。でもそうすると日本でPro X2が売られたらジオタグが付かないと言い出す人が続出するような。と思えばそんなはずはないのか?ちょっとわかりません。

また、Eye-Fiサーバーを介したときだけジオタグが付くと言うことは、アドホックで直接転送する場合はジオタグが付かないってことですな(たぶん)。だとすると微妙に中途半端ですがMiFiがあるので当面はアドホックモードは不要です。じゃあProでなくても良かったんじゃ…と思わないではありませんが、こういうのは買ってみてわかることなので…

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