2008年1月19日土曜日

馬は替えても鞍は替えない

P1000854sHHKことHappy Hacking Keyboardの最初のモデルのパンフに載っていたコピーだったと思います。PFUのサイトに元の文がありますね。これのLite 2英語版を愛用しています。

会社でPCをリプレイスした際、付いていたキーボードが使いにくかった&PS2のコネクタがなくなっていたので先日追加購入しました。新品を家用、これまでしばらく使っていた家用のものを会社で使用しています。

キーボードやマウスはかなり個人の嗜好が反映されるパーツと思います。特にキーボードは、(製品ごとの微妙な違いを嫌って)PCを替えた場合もキーボードは前のままという人も多いのではないでしょうか。私の場合、キーボード求めるのは次のようなものです。

  • 英語配列
  • そこそこキーストロークが深いもの
  • コントロールキーは'A'の左
  • テンキーがないもの

英語配列にこだわるのは、当時UNIXを使うことがあったためというのもあるのですが、なにより大きいのはスペースキーの長さです。日本語キーボードの場合、スペースキーが使いもしない日本語関連キーやWindowsキーに分割されてスペースキーが短くなっているうえ、キーボードによって微妙に分割幅が異なっているように思えます。これが打ち間違えの要因になって、キーボードを替えたときのストレスになってしまいます。

IBMの101キーボードの評判が良いようだったので一時使っていたのですが、使いやすさよりも「大きい」「重い」「ガチャガチャうるさい」が合わなくて、使い続けようかSpace Saverでも試してみようか迷っていました。その頃は初代のHHKも発売されていて注目はしていたのですが、確か2万を超えていたような...いくら重視すべきパーツといってもちょっと厳しいところです。そんなところにHHKのLiteが発売されたので飛びつきました。それが最初で、以来HHKのLite→Lite 2と使い続けています。正直なところ、Lite 2よりもLiteのほうが良かった(Windowsキーは不要なので)のですが、USBモデルはLite 2しか出ませんでしたのでLite 2に乗り換えました。

廉価版なのですごくいい物というわけではないのですが、「気軽に買える」「英語配列」の「テンキーレス」キーボードという限られた選択肢の中でHHK Lite 2はほぼ要求を満たします。ゆえに発売当初から会社用と家用にそれぞれ使っていて、今回買ったので5個目ぐらいになると思います。PS2コネクタが使えなくなったり、どれかのキーがきかなくなったりして時々買い替えの必要が出るんですね。

HHKB Lite 2の最もいいところは、多少マニアックな仕様でありながら入手性が良いことです。ヨドバシでも取り扱ってますし、それなりにキーボードの品揃えがあるところなら結構な確率で手に入ります。さらに、同じモデルがずっと売られていることもポイントが高いです。迷うことなく指名買いできます。買い換える可能性が限りなくゼロならProfessionalを試してみてもいいのですが、手に触れる部分なので買い替えの可能性は結構あります。壊れなくても、飲み物をこぼすとかで壊してしまうことがありますからね。Lite 2の値段と入手性はありがたいです。

0 件のコメント: