2009年11月30日月曜日

痛ッっっ

腰を痛めてしまいました。一歩も歩けないほどひどくはないのですが、歩行困難な状態。前のときは二日目ではほとんど歩けない状態だったと思うので、それよりはだいぶ軽症です。

土曜日の昼過ぎ、見物に行った先のカンタベリーの駐車場でグキッときて今日は二日目、まだ出歩くのは厳しい感じです。特に、このアパートはスーパーまでは近いのですが、エレベーターがない建物の4階なので、腰を痛めた状態で上り下りするのがかなりきつい。

何はともあれ食べ物を何とかしないといけません。出前などはやり方はおろか、そういうシステムがあるのかどうかもよくわかりませんので、自分で用意しなければ出てきません。幸い金曜の晩に買い物に出ていたので、食材は月曜日分ぐらいまではなんとかなりそうです。とはいえ、肉や野菜は調理しないとだめなわけで、これがなかなかつらい。時々椅子に座りながらパスタとスープをこしらえます。もう少し、冷凍食品でもストックしとけばよかったかと思えます。

これが前回のように歩けない状態だったら軽い生命の危機だったような、などと考えてしまいます。やはり食料のストックは増やしておこうか…

2009年11月27日金曜日

近所

窓の外

ある朝、アパートの窓から見た風景です。えらく霧が出てました。朝7時ごろはまだ結構暗いです。先々週ぐらいはかなり寒くてどうなるかと思いましたが、寒さについては最近少し和らいだ感じです。雨が多いのは相変わらずですが、急に晴れたりもします。

教会遠景 前に近所をふらふらしてみたので何枚かあげてみます。メイデンヘッドはそこそこ街ですが、少し移動すると結構田舎な風景になります。これはアパート近くにある教会です。結構歴史があるような雰囲気のある建物で、高層の建物がほとんどない中で目立っています。夜はライトアップされていてかなり目を引きます。 教会は近くにもう一つあり、キリスト教の国を認識させられます。

テムズ川テムズ川沿いも歩いてみました。ロンドンまで続いてるんですな。テムズ川までは歩いていくには少し遠いのですが、車なら駐車場まで5分かかりません。川沿いには遊歩道のような歩道が整備されていて、ジョギングする人や散歩する人をちらほら見かけます。白鳥やアヒルと思われる鳥が結構います。えさをやりに来る人の周りに鳥が集まってました。 会社からの帰りにこの道を通ると、暗い中をジョギングする人を良く見かけます。治安はそこそこいいのかもしれません。夜買い物に出ても、特に危険を感じたことはありません。

アパートから少し歩いたところには公園もありました。イギリスには結構こうした緑の平地(公園や農場?)が多いように思います。緑が多く感じられるのは、やはり少し田舎だからか。

近所の公園

教会近景

2009年11月22日日曜日

ウィンザー城

ウィンザー城はメイデンヘッドから車で20分ぐらいのところにあります。ヒースロー空港とメイデンヘッドの間ぐらいの位置関係でしょうか。着いてみると駐車場は結構いっぱいでした。駐車場はパーキングメーター方式で、チケットを買って見えるところに置いておけばよさそうでうす。チケットの販売機はコインしか受け付けてくれないのがちょっと不便です。

P1010688s駐車場の付近からウィンザー城を見ると、円柱状の建物にユニオンジャックがはためいているのが見えます。女王不在を表すんだそうな。観光客も多く、国内外から来ているようです。インフォメーションには日本語のペーパーも用意されていました。

入場券を買う受付は列ができていてなかなか混んでいます。購入時にはnationalityを聞かれました。統計でも取っているんでしょうか。料金は15.5ポンド、結構します。チケット購入後にはX線の持ち物検査があって、一応物々しい雰囲気ですが、チェック自体は結構適当に感じました。

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城内を回ると銃眼があったり大砲が置かれていたりと、それこそ姫路城みたいなものでしょうか。外を回るだけでなく、the state apartmentsの中に入ることができます。実際に来賓があったときに使われるんだそうな。建物の中を順路に従ってぐるぐる回ります。どこをどう回ったのかはわかりませんが、内装や展示されている品は豪華で、小さな博物館や美術館よりは見ごたえがあるのではないかと思います。

P1010723s 他に、St George’s Chapelに入ることができます。state apartmentほどではありませんが、こちらもいろいろ見て回れます。菊の紋章の旗があったりします。

Chapelの後、出口のところで楽団がぞろぞろ出てきました。 衛兵の交代とは違うようで、何かやってくれるのかと見ていると、行進して城の外へ出て行きました。街のクリスマスイベントのようで、小雨の降る街の通路を行進した後にステージで演奏していました。 地域密着ですな。かなりの見物人で賑わっていました。
P1010728sP1010738s

姫路城とは、現在も王族に使われているという点で異なるでしょうか。皇居というのか御所というのか離宮というのか、そういう側面もあるんですな。実際に迎賓で使われる部屋などはなかなか現実離れしていて面白いです。後でリーフレットを見ると、オーディオガイド無料(料金に含まれており日本語もあるそうな)、登録すれば1年間入場できるらしいです。登録は城を出る前にRegistration Formに記入してスタンプを押してもらわないとだめなんだとか。気付きませんでした。

ぜんぜん関係ありませんが、ウィンザーの本屋にプチ行列ができていて、何かと思ったらSir Steve Redgraveという人のサイン会のようなものが行われていました。こちらでは有名なのでしょうか。

2009年11月19日木曜日

LOCKETS

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教えてもらったのど飴です。1つなめると1~2時間、のどの痛みが気にならなくなります。なかなかの効き目です。これも対症療法の極みみたいなもんですが…うがい薬を探してみたのですが、そもそも「うがい」という習慣がなさそうな。イソジンなど誰も知らない雰囲気でした。デンタルリンスはあるのですがね。

そういえば、マスクをしている人も全く見かけません。街でも電車でも。結構やばそうなせきをしている人も別にマスクをするでもなく電車に座ってました。インフルエンザ流行ってるんじゃないの?どうせ効果がないと達観して割り切ってるのなら、それはそれでいいのですが。

もっとも、日本人だけがちょっとゆがんだ形で完璧を求めるというか、異様に潔癖なだけかもしれませんね。

2009年11月16日月曜日

パラセタモール

夕方、雨がやんでから薬と体温計を買いに出かけました。とりあえず近くのドラッグストアへ向かいます。アパートが街中にあることがありがたいです。向かう先はBootsというドラッグストアで、こちらでは結構有名なようです。

何の薬を買うか?ですが、とりあえず日本でも名前を聞いたことのあるアセトアミノフェン(堺市が配布したチラシに記載されていたのを覚えていた)を探すことにします。これはググるとすぐにでてきて、こちらではパラセタモールとして売られているようです。

店で薬の辺りをうろうろしていると見つかりました。Paracetamolの箱があります。500mgのカプセル16個入りで39ペンス(60円ぐらい?)、アホみたいに安いです。それだけ一般的なのでしょう。隣には14ペンスのパッケージ違い(内容はほぼ同じ)があったのですが、さすがに安すぎて敬遠しました。どっちもどっちかもしれませんが…。これと体温計などを買って帰ります。ちなみに、帰りに寄ったスーパーでもParacetamolは売っていました。45ペンスでほとんど変わらない値段ですが、箱のBootsのマークはSainsbury’sになっています(それ以外はデザインも全て同じ)。

アパートに戻って体温を測ると37度を少し超える程度、あまりたいしたこともなくインフルエンザの線はなくなったように思いますので、食後に1つパラセタモールを飲んで横になります。しばらくすると汗ばんでくるのがわかりますので結構効くようです。翌朝には、のどの痛みはあるものの熱は下がりました。対症療法ではありますが、風邪薬はそもそも対症療法なのでまあいいかと。

知りませんでしたが、インフルエンザのときに使用する解熱鎮痛剤は制限があるんだそうな。アスピリンを使うバファリンはやめといたほうがよいんだとか。アセトアミノフェンやイブプロフェンはOKらしい。イブプロフェンは消炎作用があるらしいので、扁桃腺に炎症があると思われる今回はイブプロフェンのほうが良かったのかもしれません。薬1つ選ぶのも難しいですな。

2009年11月14日土曜日

咳をしても一人

まあ、咳はしていないのですが昨日の夜からのどが痛く、今日は朝から少し熱っぽいです。風邪を引いたか。とりあえず非常用に持ってきたカロリーメイトを食してまた休みます。

もともと扁桃腺が弱く年に一回ぐらいは扁桃腺を腫らすのですが、今年はこの時期に来たかと。あるいは新型?も疑いますが、全身が痛むわけでもないのでとにかく様子見です。何か薬と体温計を確保したいところですが、今日は強い風に小雨がぱらつく結構な悪天候です。もともとイギリスは晴れの日より曇りや雨の日のほうが多いらしく、実際、あまり晴天のイメージがありません(「特に冬は」といっていました)。昨日の昼食時には、「明日ロンドンに行くのはやめといたほうがいい」と聞いていたので、天気予報でもそんな予報だったのでしょう。日曜はマシになるそうな。

それにしても、こちらの人はよく話しかけてきます。朝出勤して「今日はどう?」などから始まるのは、日本ではありえないのではないでしょうか。昔会社で受講した英会話でも、最初に”What have you been up to? (だったと思う)”から始まる会話をさせられた気がしますが、こちらでは本当にに日常でやっているわけです。昼食時には週末どうだった?週末の予定は?などはあたりまえのように聞かれるので、週末何か話のネタを作っておかないと結構困るわけですが…考えたらこの感覚も昔の英会話受講時と同じです。今思えば、結構いいプログラムだったのかもしれません。

2009年11月11日水曜日

ロンドンへ行ってみる

せっかくなので日曜日はロンドンに行ってみました。MaidenheadからLondon Paddingtonまでは鉄道が走っていますのでこれを利用します。Paddingtonからは地下鉄で、とりあえずロンドンの中心と思われるCharing Crossまでいってみます。

駅の窓口でI’d like to have a return ticket to Paddingtonなどと言ってみると、Paddington? Return? などと聞き返されます。まったく通じちゃいない。さらに、Subwayがどうのと言っています。乗り継ぎのことと思いますがよくわからないのでJust Paddingtonとだけ言って切符を購入、往復で9.5ポンドです。Off-Peakの値段らしいので、もっと高いときもあるのでしょうね。それにしても、片道だと9.4ポンドなのはどういう計算なのか理解に苦しみます。

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自転車を持ち込んで乗り込むこともできるようで、プラットフォームには自転車もちの人をちらほら見かけます。ちょっとうらやましいシステムです。電車のほうはPaddingtonに向けて進むのですが、途中いくつかの駅に停車せず通過しているようです。急行か?何のアナウンスもない(駅に停車しても)ので現在どの辺かまったくわかりません。行きは終点まで行けばいいのですが、帰りはちょっと危険です。

P1010613s40分ほどでPaddingtonにつきました。大きな駅です。どこへ行けばいいかわかりませんのでとりあえず改札を探すのですが…改札がない?改札を出ないまま駅の出口が見えてきました。 ずいぶん適当な気もしますが、人を信用するのがお国柄なのでしょうか。ともかく地下鉄の入り口を探しているとBakerloo Lineの案内がありました。Bakerloo LineはOxford Circus, Pccadilly Circus, Charing Crossとロンドンの中心を通るので、当面はこれだけ乗っていればよさそうです。

地下鉄の切符は、今後も来るであろうことを考えてOyster Cardにしてみました。プリペイドのICカードで、地下鉄やバスで使用できるようです。3ポンドのデポジットが必要ですが、切符を買うより安く(切符だと4ポンドのところが1.6ポンド)乗れて1日の上限も決められています(上限を超えて課金されない)。お得ですが、往復の割引にしろこれにしろ複雑な割引制度です。地下鉄のチケット売り場で入手、IKEAのホルダーに入れられていました。

P1010615sCharing Crossにつくと、目の前がTrafalgar Squareです。National Galleryも見えます。多国籍な観光客でにぎわっています。National Galleryはまた来るだろうと思ってさらっとだけ回りました。常設でゴッホやダビンチが展示されていると、素人でもオッと思いますな。ただ、岩窟の聖母はRemovedになっていました。

P1010637s その後は特に考えてなかったのですが、Trafalgar Squareから見えていたビッグベンの近くに行きます。これはまあ、そのままですな。

後は、Charing CrossからPccadilly Circus、Oxford Circusまで歩いてみました。ユニクロのロンドン店もその途中にあります。結構すごいところにはいってます。

P1010664sCristmas Carolの看板がいくつもぶら下がってました。夜はライトアップしてそうな雰囲気ですが、あまりに疲れたのでOxford Circusから地下鉄に乗って帰りました。かなり疲れました…

2009年11月10日火曜日

Maidenheadの街

P1010597sアパートから駅までの間にある、メインストリートと思われるところを回ってみました。夜とは違って結構にぎわっています。マクドナルド、ケンタッキー、SUBWAY、ピザハットなど、日本で見るような店も結構あります。マクドナルドはかなり人が入ってました。そのうちビックマックの値段を確認したいと思いますが、わざわざ込んでいるときに行くことはありませんな。

P1010599s99ペンスストアというのもありました。100均ですが、円でいうなら今は150円ぐらいでしょうか。ダイソーほどの品揃えではありませんが、それでもいろいろ売っています。

とりあえず、確保したいのはドライヤーです。アパートに備え付けてあると思っていたのですが、ありませんでした。食器洗い機や掃除機があってドライヤーがないとは…日本で言う電気屋のような店構えの店がなかなか見当たりませんが、キッチン用品を並べている店で炊飯器などの家電も売っていました。2000Wの過剰にパワフルなものが約15ポンド。意外に安いと思います。日本のドライヤーを変圧器経由で使うぐらいなら、使い捨てのつもりで現地購入のほうがいいですね。

購入の際、店の人がなにやら言っていました。独り言なのかこっちにしゃべっているのかわからないまま待っていると、bagがどうとか言ってこちらを見ましたので、袋に入れるかどうかか?と思ってYes, pleaseなどと言ってみると袋に入れ始めましたのでどうやら正解です。その後また何かしゃべりだしてif なんとかreceiptと聞こえて商品を渡してきたので、保証か初期不良のことかと思ってThank youで終了。英語より連想のほうが重要なんではないかと思えます。

P1010607s

こちらが近所のスーパーのSainsbury’sです。かなり大きなスーパーで、これがなかったら食事するのも大変だったんじゃないかと思います。

外食すると結構高くつくようですが、スーパーで買い物する分には余り割高感はありません。日本より安いものもあるように思います。ただ、レジの人(インド系の人?)は何を言っているのか、文字通り一言も聞き取れませんでした。それでも買い物は可能ですので、暮らす上ではあまり英語力は必要ないですね。

今、イギリスではガイ・フォークス・ナイトと呼ばれる行事の期間のようで、夜に花火が上がります。最初は何だと思いましたが…ロンドンあたりでは結構大きな花火が上がるそうですが、この辺りだと小さいものが何箇所かで上げられるようです。

2009年11月7日土曜日

洗濯してみる

P1010588s週末でしなければならん作業のひとつが洗濯です。とにかく来週着る服を確保しないといけません。一応アパートには洗濯機(乾燥機能付き)が備え付けられていますのでこれを使います。

洗濯機はキッチンにビルトインされていました。流しの下というのは一般的なのかどうかわかりませんが、なんとなく斬新です。きれいに収まっています。縦型とか斜めドラムではなく、完全に横型です。INDESIT社のIWDE 12となっています。ちなみに、このアパートのビルトインされた家電(冷蔵庫、食器洗い機、洗濯機、オーブンなど)は全てINDESIT製でした。

パネルを見ても使い方はさっぱりわかりません。とにかくマニュアルを探してみてみます…どうも、3つのダイヤルで洗濯モード、温度、乾燥時間を設定してスタートということになっています。適当にWash cycke, rince cycles, intermediate and final spin cyclesのあるCottonの設定にします。で、これまた流しの下にP1010592sあった洗剤を入れようとしたのですが…なんじゃこりゃ。洗剤と思われる液体がビニールに入っています。パッケージの説明では洗濯物を入れる前に直接洗濯槽にこれを入れるようなことが書いています。これって、ビニールのまま入れるの?

WEBで調べてみるとどうやらそのまま入れればいいようです。Liquitabとよばれる形態のようで、ビニールのところは水に溶けるらしい。アパートに用意されていたのはARIELのExcel Tabsとなっていました。日本にもアリエールがあったような気がしますが、同じもの?まあとにかく、これで洗濯機を回してみます。結構時間がかかるようです。

イギリス生活

11/2から仕事でイギリスに来ています。7週間の予定なので長期というわけではありませんが、まあそこそこの期間です。1週間が過ぎて最初の週末を迎えました。

住んでいるのはMaidenheadという町です。ロンドンからは40kmぐらい西になるそうです。都会というわけではありませんが、結構大きな町に思えます。ここで家具付きのアパートのようなところを借りています。来る前のイギリスの印象は、

  • 店がすぐ閉まる
  • 物価が高い
  • 食べ物がまずい

P1010587sだったのですが、少なくともここは大きなスーパーが近所にあって夜11時までやっています(と看板には書いていましたが、先日行ったら10時で追い出されました)。まあ、他の店は確かに早く閉まってしまうようですが(9時少し前でこの感じでした)。
物価は確かに高いのですが、食材とか調味料はそうでもないような。スーパーのプライベートブランド?のようなものがあって、結構安いように感じました。

この一週間は食事は連れて行ってもらい(多少胃もたれ気味)、帰ってくると時差ぼけなのか猛烈に眠くなってすぐに寝て、朝5時ごろ起きだすという、普段では考えられない早寝早起き生活でした。来週からはそんなこともなくなるので、余裕があれば何か生活情報を書いてみたいと思います。