西国三十三所の朱印を集めています。これまで、三番・九番・十番・十五番・十六番・十七番・十八番・十九番・二十三番・二十七番・三十番・三十三番に行きました。我ながら、なかなかジジくさいことしてます。
そして先日は第六番 壺阪山南法華寺に行ってきました。近鉄電車の壺阪山駅まで行って、そこから歩きです。バスもあるのですが、バスだとあっという間に終わってしまうので行きは歩き、帰りにバスを使います。
しばらくは石畳道で古い町並みが続きます。なかなかいい感じの道です。進むにつれて建物も減り、登りも急になってきます。最後には山道です。しかも思いのほか険しい。山を歩くのもしばらくしてなかったのでなかなかしんどい。ランドマークである猿石までなかなか着きません。
歩き始めてから一時間半ぐらいでようやく猿石です。なかなか珍妙な石ですがもちろん自然のものではありません。あまり詳細なことは謎のままわかっていないようです。そこから少し進むと、高取城の門らしきものが現れました。
城跡は少し開けていて、ハイキングのお弁当場所になっているようです。簡易トイレもあります。石垣以外は残っておらず、雑草と森とで「国破れて山河あり、城春にして草青見たり」を地で行く様相です。もっとも、ここは落城したわけではなく明治になってから取り壊されたそうなんですが。この城跡が今回の歩きで最も高い位置にあり、大体標高580mぐらいです。
後は少しずつ下って行きます。下りもなかなか険しいです。五百羅漢というのが地図にはあったのですが、付近に来てもよくわかりませんでした。通り過ぎかけて発見、そういうことだったんですね。ここを過ぎると道路が見えてきて、目的の壺阪寺が見えてきました。
寺自体は何と言うのか現代的です。霊園があるためか交通も比較的よいようです。大きな観音様と涅槃像を見てバスで帰路に着きます。約9kmの道のりでした。 疲れた。
ルートはこちらです。
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