2007年10月28日日曜日

DoCoMoのバリューコース

auに続いてドコモも新しい料金プランを発表しました。バリューコースとベーシックコースがあって、auのシンプルとフルサポートに相当するようです。ただ相当するといっても比較するとだいぶ違って見え、プランだけで見るとドコモのバリューコースに魅力を感じます

ドコモのバリューコースは端末代は高い代わりに基本料が安くなります。auのシンプルコースも同様ですが、ドコモのバリューコースは従来の料金プランそのものに対する基本料値下げなので無料通話分もそのままです。auのシンプルプランSだと、ちょっとでも通話が多い月は従来のプランSSより割高になる可能性があるのですが、ドコモのバリューコースはプランが前のまま同じなのでその心配はありません。auのシンプルプランSとドコモのタイプSSバリューでは、損になるのか得になるのかよくわからないauに対し、ドコモは明確にメリットがあります。

auだとフルサポートコースで機種変更して2年後にシンプルプランSに移行できるので、おそらくこれが一番安くなりそうなのですが、プラン変更の煩わしさと変更後に必ずしも安くならない場合があるジレンマから微妙なことになってしまいます。ドコモのプランは端末代を支払い終わった後はずっと基本料が安くなるので、同じ端末を使えば使うほど必ずトータルの支払額が下がることになります。

ドコモの場合問題になるのはやはり端末代で、11月発売の905シリーズは高額になるといわれています。5万とも8万とも噂されていますが、6万ぐらいの予想が多いようです。6万とすると、キャンペーンの値引き8,400円、24回の分割使用(月1,000円)なら頭金が27,600円必要になります。さらに、キャンペーンで3ヶ月間基本料2,100円引きの割引があるようなので、割引後の3,150円を(便宜上)引いて頭金24,450円、2年の支払額が機種代の月賦1,000+基本料1,050=2,050円です。もちろん、追加サービスや通話料パケット代の類は別です。端末25,000円、月の使用料2,000円(2年目以降1,000円)+αと見れば、それほど高くないようにも見えてきます。まあ、仮定だらけの話なので当てにはできませんが。

auのほうは見えてきませんが、最新機種だと購入サポート適用後で2万円前後ではないかと予想してます。2万円だった場合、端末20,000円、基本使用料1,890円+αとなります。これも仮定だらけで当てにできませんが、これだとそんなめちゃめちゃ変わらないような気がしてしまいます。2年目以降はドコモのほうが安くなります。仮にシンプルプランSに移行したとしても、無料通話料分ドコモが得です。

結局端末価格が出てこない現状ではなんともいえないのですが、W53Sへの機種変更よりドコモへのMNPが視野に入ってきています。プランからは、auは1~2年で機種変更するユーザに、ドコモは比較的長期(それこそ壊れるまで)に使うユーザにメリットが出るように考えたのではないかと思われます。どちらが私の使い方にあってるかといえば、ドコモのほうです。さらに、SO905iがジョグ付、WVGAで出るようなので、これなら5年以上使えそうです。5年使えば、多少の端末価格の差は償却できます。

具体的な価格が出る11月末までなんともいえませんが、とりあえず駆け込み機種変更の選択肢はなくなりました。

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