2008年2月3日日曜日

PiTaPaのマイスタイルはお得に見える

スルッとKANSAIのプリペイドカードを使うようになったのは就職活動のころだったでしょうか。いちいち切符を買うのも面倒だし、回数券使うほどは乗らないし...という用途にはぴったりくるプリペイドカードでした。ただ、回数券のような割引がないのでお得というわけではありませんでした。

就職後も最初は定期を買っていたのですが、半年定期はなくしたときのショックが大きそうで躊躇します。週休二日・年末年始・GW・盆の休みを考えると、GW明けから~7月頭、盆休み明けから11月中ごろ、年始~3月頭の期間だけ3ヶ月定期にして、残りを回数券にすると6ヶ月定期と比べてもあまり変わらないんじゃないか...いや、いっそ回数券だけでいいような...いろいろ考えていました。

PiTaPaのサービスが始まって京阪と大阪市営地下鉄が使えるようになると早速加入です。この頃は回数券を買い続けるようになっていたので、PiTaPaの利便性には惹かれます。しかもスルッとKANSAIのプリペイドカードと違い割引もあります。関西ではもう切符を買う必要がなくなるのは大きな利点です。ICOCAと比べるとチャージの手間がないのも魅力です。とはいえ、若干回数券よりは高くなります。京阪だと指定区間割引で1ヶ月定期よりは高くならないのですが、週休二日を考えると回数券や6ヶ月定期が料金では勝ります。

そこへ、最近の地下鉄の吊り広告に「利用額割引 マイスタイル」の文字。広告だけではよくわからなかったのでパンフをもらってみたのですが、なかなかよさげに見えます。京阪の区間指定割引のように2駅を登録して割引適用となるのですが以下の点がよさそうです。

  • 月の上限額が6ヶ月定期を基準に設定されている。
    ちなみに京阪の区間指定割引は1ヶ月定期の額が上限です。
  • あまり使わなかった月は上限額より安くなる。
    つまり、6ヶ月定期よりも安くなる場合があります。
  • 料金計算の対象駅が登録した駅よりも若干広くなる。
    私の場合は淀屋橋と新大阪を登録と思うのですが、上限の対象駅になるのは南は心斎橋、北は東三国までになります。東の都島、西の阿波座も対象ですが、実質ありがたいのは心斎橋ですかね。江坂や難波も含まれればなお良かったのですが、区間が変わるので仕方ありません。
  • OSAKA PiTaPaでなくても使える。
    最初は京阪のPiTaPaから乗り換える必要があるのかと思いましたが、どの提携PiTaPaでも利用できるようです。これはなかなかえらい。

私の場合はもともとPiTaPaなので、現状と比較するといいことだらけですが、6ヶ月定期と比較した場合はどうでしょうか。デメリットをあげてみます。

  • 登録駅で乗り降りしない乗車は上限対象に含まれない。
    例えば私の場合、梅田で乗って心斎橋で降りるのは上限対象になりません。淀屋橋で乗って梅田で降りる、あるいは、新大阪で乗って心斎橋で降りるなど、登録した駅での乗り降りを含む乗車は上限対象に含まれます。

それぐらいですかね。一番の問題はちょっとややこしいところでしょうか。携帯の料金プランに通じるものがありますね。個人的には問題ない範囲、6ヶ月定期よりお得に見えます。むしろ、この方式で他の私鉄もサービス開始して欲しいところです。登録開始されたら早速登録する予定です。

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