2008年2月29日金曜日

e-Tax

私がe-Taxに興味を持ったのは、e-Taxはオンラインでらくらく、しかも5000円の税額控除があると聞いたからでした。しかしここを見て三つのことを知りました。

  • まず第一に、住民基本台帳カードを入手する必要があり(役所に行く必要がある上に手数料がかかる)、さらにICカードリーダまで自前で用意しなければならない(PaSoRiは使えなさそう)ということ、
  • 次に、利用者識別番号取得のために、開始届出書提出を税務署に提出しなければならない(これ出す前に申告書出したら終わるんじゃ...)こと、
  • そして最後に気付いたのは、この手間とコストを支払う役目は私に課せられているのだということでした。

本当に普及させる気があるのかどうか...まあ、5000円の控除でカードリーダ代と住基カードの発行手数料はまかなえるので、それなりに努力してるのかもしれませんが。来年から楽になるという見方もできなくはないですが、見送りです

私がアメリカに来たのは、この国では道に黄金が敷き詰められていると聞いたからでした。しかしここに着いて三つのことを知りました。

まず第一に、道には黄金など敷かれてはいないということ、
次に、そもそも道はまったく舗装されてさえいないこと、
そして最後に気付いたのは、この道を舗装する役目は私に課せられているのだということでした。

――イタリア移民の手記より(映像の世紀 第1集)

2008年2月17日日曜日

東芝がHD DVD撤退

昨日NHKで報道されてホーッと思ったのですが、今日の朝刊では一般紙でも一面で報じていました。新聞を見ての母親の一言、「もう、これ(HDDレコ)で録画できなくなるの?」は、HD DVDの知名度を表しているような気がします。

規格争いが結構報道されたりしてはいましたが、個人的にはあまり興味ありませんでした。今すぐ必要なものでもないし、どちらに決まってもできることはほぼ同じように見えます。投げ売られるなら買ってみるかとも思いましたが、メディアが入手できなくなる可能性が高いのでパスですね。

例えばMDとDCCのときはそれなりに興味を持ってみていました。これはカセットテープと比較した場合のMDの利便性には興味をそそるものがあったからです(結局MDも買いませんでしたが)。

SACDとDVD Audioというのも最近ありましたね。これもそれなりに興味があったのですが、これはCDと比較したときに多チャンネル再生に魅力を感じたからです。ただこの2つのフォーマットはどちらもできることはほとんど同じでした(実際には違うんでしょうけど)。結局両方再生できるプレイヤーが出て競争は自然消滅、フォーマット自体もCDを置き換えるにはいたらず、どちらも普及しないままフェードアウトしそうな雰囲気です(こちらは我が家にも再生環境があります)。

BD vs HD DVDはSACD vs DVD Audioに似てますかね。DVDより高画質な規格ではあるんでしょうけど、DVDと比べてどうなの?と思うと、画質(容量ともいえますかね)以外にはあまり見えません。正直なところ画質だけではなかなか訴求力がないような気がします。自分の中でも、画質にDVD以上のものはあまり求めていないし、使い勝手もDVDは十分よいです

年末商戦の売上げはHD DVDが惨敗だったようですが、そもそも次世代規格全体の売上げ自体がまだ低い状況です。結局ワーナーが年明けにBDのみ供給を決めて趨勢が判明し、Wal-MartがHD DVDを排除と発表して死刑宣告だったわけですが、ではBDがバカ売れするかというとそれにはまだ時間がかかる気がします。まあ、その次は見えていないのでじわじわと普及しそうですけどね。まだまだ見送りでよさそうです。

2008年2月16日土曜日

DS 美文字トレーニング

ようやくでるんですな。発表は2年ぐらい前ではなかったかと。

ワンセグと一緒に発表されたような気がするDS 美文字トレーニング 、結構注目しています。言うまでもなく字が下手だからです。自分で書いた字を見ると情けなくなってきますので、可能な限り印刷で済ませたいと思っている状態です。

まあ、これで上手になると思うのも早計ですが、少なくともトレーニング本や通信教育よりは、やってみようという気になりそうです。タッチペンというインターフェイスだからこそできるジャンルではないでしょうか。発表当初から専用ペンがつくとアナウンスされていましたが、パッケージ写真を見ると筆ペンっぽいのが写ってますね。発表時点の買う気はだいぶ薄れていますが、それでも買ってみようかなと悩むところです。

2008年2月12日火曜日

分別回収

北河内地区でも2/1から分別回収が始まりました。パンフレットなど見ていましたが、ペットボトルや牛乳パックなどはこれまでもやっていたので、とにかくプラごみを別にするのがメインの作業でしょうか。我が家にもプラごみ専用袋が用意されました。

最初は「こんなんできんの?」とか皆して言っていたのですが、まあどうにかやっています。やってみると、大部分のごみはプラごみで、普通ごみのほうが少ないような感じです。たいていの包装にはちゃんとプラマークがついてますね。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか などを読んだ後だと、どれほどリサイクル効果があるのか疑問を感じてしまいますが、まあ、意識付けという意味では効果があるのかもしれません。

2008年2月3日日曜日

PiTaPaのマイスタイルはお得に見える

スルッとKANSAIのプリペイドカードを使うようになったのは就職活動のころだったでしょうか。いちいち切符を買うのも面倒だし、回数券使うほどは乗らないし...という用途にはぴったりくるプリペイドカードでした。ただ、回数券のような割引がないのでお得というわけではありませんでした。

就職後も最初は定期を買っていたのですが、半年定期はなくしたときのショックが大きそうで躊躇します。週休二日・年末年始・GW・盆の休みを考えると、GW明けから~7月頭、盆休み明けから11月中ごろ、年始~3月頭の期間だけ3ヶ月定期にして、残りを回数券にすると6ヶ月定期と比べてもあまり変わらないんじゃないか...いや、いっそ回数券だけでいいような...いろいろ考えていました。

PiTaPaのサービスが始まって京阪と大阪市営地下鉄が使えるようになると早速加入です。この頃は回数券を買い続けるようになっていたので、PiTaPaの利便性には惹かれます。しかもスルッとKANSAIのプリペイドカードと違い割引もあります。関西ではもう切符を買う必要がなくなるのは大きな利点です。ICOCAと比べるとチャージの手間がないのも魅力です。とはいえ、若干回数券よりは高くなります。京阪だと指定区間割引で1ヶ月定期よりは高くならないのですが、週休二日を考えると回数券や6ヶ月定期が料金では勝ります。

そこへ、最近の地下鉄の吊り広告に「利用額割引 マイスタイル」の文字。広告だけではよくわからなかったのでパンフをもらってみたのですが、なかなかよさげに見えます。京阪の区間指定割引のように2駅を登録して割引適用となるのですが以下の点がよさそうです。

  • 月の上限額が6ヶ月定期を基準に設定されている。
    ちなみに京阪の区間指定割引は1ヶ月定期の額が上限です。
  • あまり使わなかった月は上限額より安くなる。
    つまり、6ヶ月定期よりも安くなる場合があります。
  • 料金計算の対象駅が登録した駅よりも若干広くなる。
    私の場合は淀屋橋と新大阪を登録と思うのですが、上限の対象駅になるのは南は心斎橋、北は東三国までになります。東の都島、西の阿波座も対象ですが、実質ありがたいのは心斎橋ですかね。江坂や難波も含まれればなお良かったのですが、区間が変わるので仕方ありません。
  • OSAKA PiTaPaでなくても使える。
    最初は京阪のPiTaPaから乗り換える必要があるのかと思いましたが、どの提携PiTaPaでも利用できるようです。これはなかなかえらい。

私の場合はもともとPiTaPaなので、現状と比較するといいことだらけですが、6ヶ月定期と比較した場合はどうでしょうか。デメリットをあげてみます。

  • 登録駅で乗り降りしない乗車は上限対象に含まれない。
    例えば私の場合、梅田で乗って心斎橋で降りるのは上限対象になりません。淀屋橋で乗って梅田で降りる、あるいは、新大阪で乗って心斎橋で降りるなど、登録した駅での乗り降りを含む乗車は上限対象に含まれます。

それぐらいですかね。一番の問題はちょっとややこしいところでしょうか。携帯の料金プランに通じるものがありますね。個人的には問題ない範囲、6ヶ月定期よりお得に見えます。むしろ、この方式で他の私鉄もサービス開始して欲しいところです。登録開始されたら早速登録する予定です。