2007年9月23日日曜日

グラフィックカードを入れる

先日ヨドバシに行ったら、GeForceの7600GS搭載グラフィックカードが8980円+10%還元だったので思わず買ってしまいました。MSIのNX7600GS-T2D256EH2です。SG33G5を買おうとしていたとき、オリオスペックのBTOだと7600GS搭載グラフィックカードは1万円台後半の値段だったのであきらめていたのですが、この値段ならそのときの半額ぐらいで安いです。別に3Dゲームをするわけでもないのでオンボードでも十分ですが、性能よりもメインメモリをグラフィックにとられるというのがあまり気に入りませんでした。電源も500Wになって余裕があることですし。

もっとグレードの低いものでもよかったのですが、なぜか7300と7600の間の壁はかなり大きい印象を持っています。たぶん雑誌の評価だったと思うのですが、どこで植え付けられた物なのか思い出せません。とにかく最低ラインは7600GSと思っていました。さらに消費電力や静音を考えるとそれ以上のグレードは難しいので、結局7600GS一択です。今ならGeForce 8シリーズも選択肢にあるのでしょうが、1万円を割るようなものはまだないようですし特に魅力も感じませんでした(求めるものはより低消費電力・低発熱で同等性能のものなので)。むしろ、投げ売られている7シリーズのコストパフォーマンスに惹かれます

早速つけてみましたが、絵が全く出てこないのであせりました。HDMIポートからは信号が出ているようなので、PCI Expressのほうが有効になっていないようです。SG33G5のクイックガイドをよく見ると、マザーボード上にHDMI切り替え用のジャンパがあるようです。気付きませんでした。ジャンパを切り替えて立ち上げると絵が出ました。見た目はこれまでと変わりませんが...

ST-500EAZで見た消費電力は10Wも変わりませんでした。少し上がった程度です。グラフィックボードのヒートシンクはケースの側面に近い位置に来るのですが、ケースの側面を触ってみると結構暖かくなります。ただ反対側の側面は暖かくならないので、ケース内に熱が充満というほどでもないようです。

性能はよくなっているのでしょうけど、ゲームなどをやらないとわかりませんね。せっかくなのでFFベンチをやってみました。結果は6500ぐらい。ドライバのバージョンあげる前は7000ぐらいだったんですけど、最新のドライバを入れたらこれぐらいになりました。まあ、これぐらいのゲームなら十分遊べるようです。メモリも2GBすべてを使えるようになりました。

2007年9月9日日曜日

SG33G5の電源交換

気にしだすと気になって仕方がない電源ファンの音をどうにかしたいと思っていたのですが、特殊形状の電源なので気軽に交換もできません。もちろん交換可能な電源も売ってはいますが、選択肢はほとんどない上に今のものより静かになる保障もありません。そもそも、内蔵電源は小さいファンを高速回転せざるを得ない形状なのでどれを選んでも静音からは遠い結果になることが想像されます。

最初、候補に挙げたのが ACアダプター for デスクトップPC 180W(PLS180) だったのですが、どうも基板部分をケースに内蔵することが難しそうなので断念です。次に外付け電源ケーブルと適当な電源で考えたのですが、たいていのATX電源はコンセント側のケーブルとPC側のケーブルが対称位置から伸びることになるので、外に出したときの配置に困りそうです。最終的に目をつけたのが外付けを前提に作られた電源です。いろいろ探してみたのですが結局ひとつしか見つかりませんでした。SeventeamのEAZシリーズです。これは準ファンレスを謳っていて、負荷がかかっていないときはファンが回らないようです。スペック的には文句ないところですが、大きさや取り回しなどは製品紹介からはよくわかりません。ちょっと高いなぁと思っていたらオークションに出ていたので落札してみました。

見た目はなかなか高級です。大きさは...やはりそれなりに存在感あります。が、SG33G5と重ねてもマイクロATXのケースよりは小さいでしょうか。個人的には妥協可能な範囲でした。重量も結構あってオーディオのアンプのような佇まいです。

SG33G5の筐体を開けて標準の電源を取り外します。ケーブルの取り回しなど、オリオスペックではなかなかきれいに仕上げてくれていたので少し残念です。取り付けですが、電源付属のパネルはATX電源の取り付け位置に合うようになっており、SG33G5ではケース内に内蔵できません。ケースの外側にパネルを配置してケーブルだけ電源ファン用の穴から入れていきます。結構長いケーブルで本数もあるのでケース内での取り回しは大変です。切りたい衝動に駆られますが、そんなわけにもいきません。できるだけエアフローの邪魔にならないように端に両端でまとめるようにしたつもりですが、見た目は結構ごちゃごちゃしてしまいました。ケースの外側に配置したパネルは、そのままだと大きすぎてディスプレイのコネクタにかぶさってしまうのですが、コネクタ部とパネル部をばらすことができたのでコネクタ部分だけにしました。VGAのコネクタは隠れてしまいますが、HDMIのコネクタは使えます。また、ネジで固定できないのでケーブル穴とケーブル部分にスポンジ状の両面テープを巻いて隙間を埋めて、この部分で押さえるようにしました。完全に固定はされませんが、実用上は問題なさそうです。コネクタ部の基板がむき出しになってしまうのでビニールテープで蓋をしました。左がケースの裏側を上から見た図、右が横から見た図です。

電源を入れてみると、一瞬PCの電源LEDが点灯した後すぐに消えてしまい動きません。電源の接続ミスは即故障につながります。真っ青になりながらすぐに外して元の電源をつないで見ると起動するようです。ややほっとしながらも動かないでは困ります。もう一度確認してみると、ATX 12V 4pinのコネクタを間違ってました。マザーボード用の20+4pinの4pinと間違ったようです。よく壊れなかったな...とにかく、つなぎなおすと無事起動しました。

結果は...変更前とは比較にならないほど静かになりました。ファンがなくなったので当たり前ですが。ただ、もう少しケースファン(オリオスペックで換装済み)やHDDもうるさいかと思っていましたが、無音ではないにしろ不快な音ではなく、音量も気にならないレベルでした。交換は正解だったようです。ただ、せっかく小さい筐体のPCを買っているのに外付け電源では多少本末転倒な感もありますが...見た目もきれいにはならないので誰にでもお奨めできるものではないですね。

この電源 ST-500EAZ は現在の消費電力を表示することができます。どれどれと思ってみてみると、通常時で50~60W、少し負荷がかかると70~80Wぐらいになるようでした。それだけしか使ってないのか...500Wの電源は激しくオーバースペックです。エアコンをかけた室内ですが、温度は35度前後で安定しているようです。触ってみるとわずかに暖かい程度、ファンは回っていませんが問題なさそうです。ファンが回るのは100Wを超えてかららしいので、私の使い方では完全ファンレス電源状態になりそうです。

2007年9月5日水曜日

サザンクロススプレッド

オージー(豪ドル)とキウイ(NZドル)の価格差が大きくなってきました。
オージーとキウイは対円で見ると同じようなチャートを描きます。同じような値動きをしながら、常にオージーのほうが高くキウイのほうが安くなっています。逆転したことがあるのかどうか知りませんが、地政学的なことを考えると(考えてもわかりませんが)感覚的に逆転する可能性は低いように思えます。このような場合、価格差が開いたときに高いほうを売って安いほうを買い、価格差が小さくなったときに両方を決済(あるいはその逆)する取引が知られています。裁定取引ですね。特に、オージーとキウイの場合は誰が呼んだかサザンクロススプレッドとして知られています。洒落たネーミングをするものです。

現在、価格差は15円を超えてきていますのでポジって見ました。大体5円から16円ぐらいで動いているようなのでそろそろかなと思います。もちろん、このまま差が拡大することもあり得るのですが、これも長いスパンで見れば10円ぐらいの価格差に収斂していくのではないでしょうか。オージー売りのキウイ買いは若干ながらプラススワップなので、派手なレバレッジをかけなければ長期でも持ちこたえることができます。


まあサザンクロススプレッドというとたいそうですが、ようはAUDNZDがボックスで動いているのでボックスの上限付近と下限付近で売買しようというものですね。価格差(スプレッド)の取引にするとたいていの業者で取引できます。先月のような突然の円高でも安心です。もちろん、スプレッドが開くとどきどきしますが...

2007年9月2日日曜日

USBシリアル変換

SG33G5にはRS-232CやLPTポートなどのレガシーなI/Fがついてません。今ではあまり問題ないのですが、唯一困ったのがGPS Foretrex 101です。これがRS-232Cなんですな。とりあえずGPSを買い換えるつもりもないのでUSBシリアル変換ケーブルを探しました。

どれでも一緒だろうと思い一番安いのを購入、ヤフオクで千円ちょっとのやつを買ってみました。が、カシミールで接続しようとすると通信エラーとか言われて上手く動きません。安物買いの何とやらになってしまいました。結局、多少高いのですが接続の検証がされている物を購入しました。通信できなかった場合の返品を受け付けてくれるそうです。動かない組み合わせがあることを知った後なので、多少高くても安心をとりました。

使ってみたところ、特に問題なくカシミールと通信できました。とりあえずこれができれば問題ないです。やれやれ...

2007年9月1日土曜日

続 パンク

また夕方から乗ろうと思って自転車を見ると、今度は前輪の空気が抜けてます。念のためチューブを見るとまた小さな穴が開いているようです。立て続けに両輪がパンク...納車から4ヶ月程度、大体750kmぐらいですが、こんなもんですかね。
気になるのは、両輪とも穴が開いている箇所がリム側の穴の位置ということです。何か原因がありそうなんですが...とりあえずリムフラップを換えてみようかな。
予備のチューブもなくなってきたのでまたウエパあたりに買出しに行かないと。