2007年8月17日金曜日

パンク

あまりに暑いので夕方から走ろうと16:00ごろ出発、山城大橋から自転車道に入りました。風は強いのですが、まあ快調です。購入したボトルもなかなか便利です。自販機で買ったペットボトルの中身を移し変えるのが少し面倒ですが、自販機の側にはたいていゴミ箱もあるので捨てる場所に悩まなくても済みます。

流れ橋まであと2~3kmといったあたりでしょうか、何かが空を飛んでるような高めの音が聞こえてきました。辺りを見回して電線が風で鳴ってるのかと思いましたが、すぐに気付きました。パンクです。自転車道、しかも木津方面はただ道があるだけで他は何もないので、自転車屋に駆け込むとか近くの駅から電車で帰って後でサルベージとかいった手段は取れません。パンクを修理するか八幡まで押して歩くかしかありません。押して歩くのはきつい距離ですので、何とか応急処置をして家まで持たせたいところです。

一応、トラブルに備えて以下のものを常備しています。
  • 予備のチューブ
  • 携帯ポンプ:クランクブラザーズ パワーポンプ
    最初使ってみたときはぜんぜん空気を入れられずに不良品かと思いましたが、単に私が不器用なだけだったようです。ポンプアダプターと一緒に使うことでポンプとして使えるようになりました。
  • ポンプアダプター:グランジ ポンプアダプター
    これは安い割に効果は絶大です。直接ヘッドをバルブに入れると、ポンピングのときにバルブの先を折ってしまうことが多かったのですが、これで間にホースが入ると圧倒的に入れやすくなります。
  • タイヤレバー:クランクブラザーズ スピードレバー
    安っぽいつくりなのですが、タイヤレバー2本使うよりはスマートに収納できます。
  • 携帯工具:クランクブラザーズ マルチ5
    これはまだ活躍したことないです。

なぜかクランクブラザーズでそろってしまいましたが...これらをまとめてウエムラパーツのU-Spirit ツールケースに入れています。かなり窮屈ながら全部入りましたので、このケースをボトルケージにつけておくだけです。あまり活躍したことはなかったのですが、いよいよ出番です。

まずはポンプで空気だけ入れて見ます...まったく入りません。入れ方がまずいのかチューブに穴が開いているためか判断しかねるのですが、すでに17:00を過ぎているのであまりゆっくりもしていられません。とにかくチューブを交換することにしました。後輪を外し、スピードレバーを入れてハブを中心にクルっと...意外にもホントに簡単に外れました。チューブを入れ替えて再度空気を入れてみます...おっ入る入る。入ることを確認してタイヤをはめます。これもスピードレバーを使うのですが、最後のところが硬くクルっとは回りません。スピードレバーはプラスチック製であまり無理に力を入れると折れてしまうような印象を受けます。これを折ってしまうとお手上げです。ちょっと休んで逆回しにまわしてみるとなんとかはまりました。

あとは空気を入れるだけです。ポンプでどんどん空気を入れるわけですが、あっという間にポンピング困難になってきます。まだ3barも入っていないと思われます。パワーポンプはHigh VolumeとHigh Pressureを選ぶスイッチがあって、High Volumeで入り難くなってきたらHigh Pressureに切り替えるようなんですが、High Pressureだと全く空気が入っていく実感がないので不安になってきます。

とにかく空気圧はかなり低いのですが走れるぐらいにはなったので、適当に切り上げです。バルブからヘッドを外そうとするとなかなか硬い。バルブを折ってしまっては元も子もないので慎重にしようとするのですが、ぐりぐりやってると今度は空気が抜けていきます。やっと外したときにはだいぶ空気圧は低い状態でした。ゲージがないのでわかりませんが2~3barぐらいか?入れなおそうかとも思いましたが、だいぶ暗くなってきたのでこのまま出発です。とにかくリム打ちのパンクが怖いので段差はできるだけ避けて走りました。

結局無事に帰ってこれたわけですが、修理セットはやはり必須です。とにかく駅や自転車やまでもたす程度に直せればどうにでもなります。使い方は事前にマスターしておいたほうがいいですね。

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