2007年3月24日土曜日

送別に思う

今日は先輩の送別会でした。優秀な方だっただけに残念ですが、優秀だったから辞めて他へ行くわけですね。残る自分たちを思いなぜか浮かんだのが下のフレーズ:


スターリングラードはもはや街ではない。
日中は火と煙がもうもうと立込め、一寸先も見えない。
炎に照らし出された巨大な炉のようだ。
それは焼けつくように熱く、殺伐として耐えられないので、
犬でさえヴォルガ河へ飛び込み、必死で対岸にたどり着こうとした。
動物はこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
人間だけが耐えるのだ。神よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。


いえ、映像の世紀で使われたフレーズですがね。何となしに不安に襲われたってことでしょうか。先の見える人は去り、何も考えていない人が残るわけですな。

ところで、映像の世紀は数あるNHKスペシャルの中でも最高傑作と思います(もちろん主観ですが)。ので、一見の価値ありです...といってもDVDは高いので、再放送があった場合は永久保存版として残すことをお勧めします。

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