結局X510を購入し、そこそこ便利に使用しています。iTunesデータベースはX510とクライアントPCで同期を取りながら両方に置き、X510で2重化することでとりあえずバックアップはよしとします。後は、これをAVアンプで再生できれば目的の大部分は達成です。
方法としては、今は2通り考えられます。一つは当初考えていたAsset UPnPを使用したDLNAでの配信です。DLNAクライアントにはPS3を使用しますが、割とうまくいきます。実際、しばらくこれで運用していました。何百曲から聞きたい曲を検索することを考えると、PS3が実用になる最低ラインと思えます(DMR対応機器を使えばよさそうですが手持ちにはありません)。とはいえ、多少不満は出てきます。
- 音楽を聴くためにTVが必要となる。X510は連続運転していたとしても、AVアンプのほかにTVとPS3を立ち上げる必要があります。
- iTunesのプレイリストは使えない。
- 検索性もいまいち。
というのが大きなところでしょうか。まあ、目的は達成されますが使い勝手は後一歩です。
もう一つの方法は、Apple TVを導入することです。こちらに詳しく書かれていますが、iTunesで音楽を管理している人ならこれで全て解決しそうです。iPod touchでX510上のデータベースを操作し、Apple TVで再生できます。PS3購入前に今のApple TVが出ていれば、これを買っていたかもしれません。課題はX510へのiTunesインストールですが、記事の内容のようにXP互換モードを指定すればインストール可能でした。X510上でiTunesを立ち上げてホームシェアリングを設定してやれば、iPod touchからRemoteアプリでデータベースを操作できます。操作性や検索性もDLNAでやっていたときよりかなりよいし、iTunesで作成したプレイリストもGeniusのリスト含めて使用できます。後は再生先をApple TVにすればよい訳です。
真剣にApple TVを買おうかと考え始めたのですが、待てよと思い止まりました。この方法ではX510上でiTunesを起動しっぱなしにして、これをiPod touchから操作するわけです。なら、X510→USBオーディオ→AVアンプと直接再生すれば済むような...X510とAVアンプが近くにあり、しかも、ND-S1もそこにあるからそう思うわけですが、可能なら家ではApple TVさえ不要です。
で結論、可能でした。まず、ND-S1をWSHが認識するかどうかですが、こちらは特に問題ありませんでした。つないだらUSBオーディオデバイスとして認識されました。ただ、これだけではiTunesで再生できませんでした。どうも、サウンドデバイスとしてMicrosoft RDP Audio Driverが選択されていて、USBオーディオから音を出せていないようです。このサウンドデバイスを切り替える方法がわかりませんでした。DirectXを入れるとかいろいろやってみたのですが、どうやら以下の設定がクライアント側で必要です。
この状態でWHSにリモートデスクトップ接続すると、サウンドデバイスはUSB Audio DACとなっていました。WHSでのiTunesでの再生も問題なさそうです。これだと、AVアンプだけ起動すれば後はiPod touchで操作できます。X510がAVアンプ側にあるうちはこのままで運用しようと思います。
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