2007年12月31日月曜日

年賀状ソフトに思う

これまではOffice XPのアップグレードパッケージについていたはがきスタジオを使っていたのですが、マイクロソフトがこのジャンルから撤退したのを機に買い換えてみました。数社から出ていますが、店では大量に平積みされていてそんなに売れるのか不思議に思ってしまいます。どれも大して変わらないだろうと思いノベルティで判断、「筆まめ」です。ビックカメラで乗り換え版が3千円弱、年賀はがき10枚ついてました。

一番売れているをアピールしていたのですが、確かにかなり古くからある老舗の印象です。バージョンは18、年2回のバージョンアップとしても9年たってます。バージョン表記に連番のものと年号のものの2種類ありますが、この手のソフトこそ年号をバージョンにしてもらったほうがわかりやすい気がします。数年後、いつ買ったものかわからなくなってしまいそうです。ちなみに、前使っていたはがきスタジオは2003でした。どれぐらい前に買ったのか最新バージョンと比較しなくても一目瞭然です。

年賀状を作成する作業については、当たり前ですが一通りできます。住所録のインポートも問題なくできますし、操作に戸惑いながらも出来上がりは問題ないものでした。ただ、異様に重いのが気になります。親のPCに入れたのでPCが遅いのは遅いんですが、いちいち動作が緩慢です。GUIもMDIなので古い印象、子フレームの操作なんて基本的に煩わしいだけです。まあ、こちらは老舗だけあって、既存ユーザーを考えるとGUIの大幅刷新という冒険できないという事情もあるんでしょうな。機能は豊富ですが、慣れの部分を除いてもはがきスタジオのほうが使いやすかったように思います。

使ってみて、次も筆まめにするかといわれればしないでしょう。また別のを探すと思います。できることはどれを選んでも同じでしょうけど、昔からあるものは古い部分の互換性が残っている(もちろん、昔からのユーザにはこれが重要なんでしょうけど)分、GUI周りが古い可能性があるので、新しく買うときには後発もののほうがよさげです。ジャストシステムあたりが狙い目ですかね。

ただ、次はいつかといわれると当分ないでしょう。もはや年賀状を作成するソフトとしての機能は飽和しています。バージョンアップしてもイラストが年毎に変わるぐらいでしょうか。しかしこれも、DVD版ではかなりのイラストが付いていますし、今では他にもいろいろな入手手段があります。新機能に目新しいものはほとんどなく、値段も安くしないと競争にならない。パッケージや販促品もそれなりにつくられているので、相当数を売らないとペイしないんじゃないですかね。マイクロソフト撤退の理由もそういったことではないかと思ってしまいます。なんとなく衰退していくジャンルと見えるのですが、それでもこれだけベンダーが乱立しているのは、毎年買う人が結構多いんでしょうか。不思議なジャンルです。

2007年12月17日月曜日

年末に向けて

そろそろ今年も終わりに近づいてきたので、確定申告をにらんでポジション調整に動かなければなりません。といってもまあ、確定損益を含み損益で相殺にかかるだけなんですけど。株については期限が25日約定分までです。FXはよくわかりませんが、まあ同じ時期までには済ませるのが無難でしょうか。

とりあえずFXのほうは大体ポジションを整理しました。セントラル短資 のほうは確定益(主にランドのスワップ分、セン短はスワップが口座に入金されるので確定益になる)をドル円ロングの含み損決済でほぼチャラに。ただ、ほぼ同額の香港ドルをショートしているので、こちらの含み益はそのまま年越しの先送りです。来年度も利益になる補償はないので、ここで利益も確定して無駄に税金まで確定する必要はありませんね。ただ香港ドル円ショートだけを持っていても不安なので、ドル円も同値でロングしなおして、総ポジションとしては変わらずとしました。20万ぐらい相殺されて、その分が香港ドル円の含み益となったので、今年の税金としては6万ぐらい節約になるでしょうか(総合課税なので税率は30%を超えます)。もちろん、来年その分をあわせて払うことになるかもしれませんけど。

くりっく365コスモ証券はすべて決済しました。ドルカナダでマイナス、サザンクロススプレッドでプラスになっていたのですが、コスモ証券は口座変更を検討中なので原資回復(一時マイナス50万ぐらいで動揺しましたが)を機に全決済しました。コスモ証券よりもユニマット山丸証券あたりのほうが無期限注文や土日ログイン可能などのメリットがあって手数料も安いみたいなんですよね。計算してませんが、今年のトータルとしては6万ぐらいマイナスだと思います。ホントは税率の低いこちらで利益を出したいんですがね。

株のほうはまだ全然ですが、こちらも確定益があるのでこれを含み損の決済で消していく予定です。とりあえず優待目的の長期銘柄いくつかを除いて全決済しようかという気になってます。今年のトータルでは浮いてると思うのですが、後半の下げで結構含み損が増えてるので微妙なところです。

結局のところ、私のポートフォリオで今年一番安心してみていたのがランド円だったのは皮肉なものです。結構な博打のつもりだったのですが。やはり政策金利10%越えは伊達ではありません。もちろん、そのリスクも伊達ではないのですが、国が5年間ぐらい持てばスワップだけで原資を確保できます。ん~、それでもやはり博打ですな。

2007年12月3日月曜日

光のルネサンス2007

SN310009 淀屋橋の近辺でここ数年毎年やってるイベントですが、昨日通りかかったところ(多分開会の)式典をやってました。数年やってた割に初日の式典は始めてみました。式典といっても、市役所前のツリーのところに椅子が数個置かれて来賓の人(多分北欧の人、ツリー提供の関係と思われる)が座っているぐらいで、シンプルなものでした。途中から見たのですが、北欧のヴァイオリンのような弦楽器の演奏があったりして、派手ではないのですがなかなかいい感じ、寒空ながらライトアップされたツリーとあいまって結構な人が立ち止まって観ていました。

今年のプログラムを見ていてちょっと驚いたのは加古隆の名前が出ていたことです。映像の世紀を絶賛する私としては、加古隆といえば「パリは燃えているか」です。神曲ですがクリスマスに合うかというとちょっと...もちろん他のメジャーな曲が多数あるんでしょうけど。公式を見てみると「OSAKA光のルネサンス2007 presents 加古 隆 Christmas Night」と題されていて有料でした...う~む、でも「パリは燃えているか」をやるなら聴いてみたい気もします。

毎年少しずつ規模が大きくなっている感のあるイベントですが、ルミナリエほどメジャーではないので並んでみる必要はありません。期間も一ヶ月近くあるので平日の帰りにでもちらっと見て帰る価値があります